ルノー・キャプチャーが納車されて1年。
エンジンは快調だし、SUVですがハンドリングも悪くありません。
若干固かった足回りも徐々にマイルドになってきて、いい乗り味と言えるようになりました。
大きな故障や欠点はなく「昔の壊れやすいフランス車」のイメージは変わりそうです。
ただ、大きな不満は夏の車内が異常に暑いことです。
フランスは冬の寒さが厳しいようですが、夏は日本のような猛暑ではなさそうです。
ディーラーの担当者はUVカットガラスが入っていると言いますが、肌へのジリジリ感は酷くて我慢できないくらい。
昨年の夏はキャプチャーには乗らず、ホンダN-boxに乗ることが多かったです。
「乗り換えしてしまおうか!」とも一瞬考えましたが、一目ぼれのスタイルや気持ちいい加速に惚れこんでしまっています。
300万円で、これを超える車は見当たりません。
対応策としては、断熱フィルムを貼ることしかなさそうです。
施工ショップにフィルム体感器があり、それなりに効果がありそうだと感じました。
フロントガラス・前席両サイドに透明なフィルム(シルフィードFGR-500)を施工すると6万円ほどします。
費用は覚悟していましたが、7月初めに予約しても施工は8月初旬まで待たないといけないとのこと。
耐えがたい暑さが続いているので、少しでも早く施工してくれる業者をネットで探します。
良さそうな業者があって電話をすると、希望のフィルムで次の日曜日に施工できるそうです。
朝早くに高速道路を飛ばして業者に到着。
車検対応フィルムだがディーラー等で車検を断られる場合があること、多量の水を使うので電気系統の故障がたまにあることなどの説明を聞きます。
費用は2万円近く安いのでお願いするつもりでしたが、施工トラブルの際の対応を確認すると自己責任で持ち主が修理するという。
施工上のミスなら、当然、業者が責任をもって修理すべきだし、「自己責任」の意味がおかしい。
早くて安いのは魅力でしたが、故障の確率は低いとはいえ起こらないという保証はありません。
お断りをして、最初のお店へ向かいます。
フェラーリとランボルギーニが並ぶ
堺市美原区の「カーメイク・アートプロ」で、トラブル時の対応を確認します。
「施工によるトラブルは、当然、我社が責任を持って対応します」とのこと。
施工はチリや埃の入ってこない室で行い、3日間はかかるのだそう。
8月3日に入庫して、受け取りは8月6日で結局4日間かかりました。
仕上がりは、もう完璧!
気泡は全くないし、ガラス面のどこまで貼っているのか分からないほどです。
ガラス用フィルム施工の国家資格一級技能工が施工してくれたから当然かもしれません。
断熱フィルムの効果ですが、やって良かったです。
体感器で感じた効果よりも、ずっ~と効果がありました。
透明フィルムですが、乗るたびに効果を感じています。
駐車した車に乗ると暑いですが、車内の熱を出してエアコンをかけるとすぐに冷えます。
もう暑い日でもイライラせずに快適に移動できるのが嬉しいです。
人によって感じ方は違うとは思いますが、車内が暑くてどうにかしたいと思われる方は検討してはいかがでしょうか。
今から予約すると、夏が終わっているかな・・・