1月29日土曜日の夜に、大阪音楽大学短期大学ポピュラーコースのコンサートがありました。
2年間の集大成として、梅田劇場で開催されるものです。
チケットは購入してありますが、風邪気味で体調がすぐれません。
木曜日の夜から良くないのですが、金曜日は出勤しました。
週に1回のテニススクールなので休みたくなかったのです。
結局調子が戻らず、午後から休みをとりました。
土曜日は地域の役員会だけこなして、後はルイ君とこたつの守りです。
コンサートは午後7時からですが、ギリギリまで行くかどうか迷いました。
「熱はなさそうだし、調子が悪ければ帰ればいい」と考えて、出かけることにします。
会場内は撮影禁止でした。
撮れなくてとても残念!
梅田劇場横のイルミネーション
見ていたら、寒々しい!
会場はメインホールではなく、地下にある「シアター・ドラマシティ」です。
それでも900席を有する立派なホールでした。
大学にもホールがありますが、多くの人に聴いてもらいたいとの趣旨で、この会場を借りたそうです。
客席はざっと見て8割ほど埋まっていたようですので成功といえるでしょう。
来年度は、サンケイホールを予定しているそうです。
定刻になり、緞帳が上がります。
この瞬間は、いつもドキドキします。
音が出た瞬間、音の良さに驚きました。
プロのミュージシャンのコンサートでも、低音がブーミー・高音がギスギスの多い中で、素晴らしい音が会場に響きます。
音響装置や会場の良さが大きいでしょうが、音響ミキサーの腕も良いのかもしれません。
ただ、ボーカルに比べて、演奏者のボリューム大きすぎる感じはしましたが・・・
音大のコンサートに来るようになって3年目です。
学生が真剣に取り組んできた2年間の成果が、ここで発表されるのです。
「たかが学生の・・・」なんてことはありません。
荒削りな部分もありますが、真剣さが聴く側に伝わってきて、感動をよびます。
今年は、ちょっと懐かしいJ・POPも聴けました。
松田聖子のファンなので、「スウィートメモリー」が聴けて嬉しかったですね。
大好きな曲「会いたい」もありました。
この歌を聴いていると、ウルウルしてきます・・・
短期大学の36名と専攻科の5名の卒業生に加え、卒業生も花を添えてくれました。
プロのシンガーソングライターの「ひマワリ」西山文子さんです。
彼女は独特の歌い方で、歌詞が心に伝わってきます。
2曲披露してくれましたが、トレインよいう曲では職場の「中津」が出てきてチョッと嬉しい気分。
上手下手を超越した、浅川マキやカルメンマキに近い歌手といえるかもしれません。
今年も、印象に残った方3名がいました。
一人は専攻科ピアノ演奏の枝廣弥子さんです。
ポピュラーコンサートでは、どうしてもボーカルに注目してしまいますが、彼女の奏でるピアノの音に何故か魅かれました。
あとは、ボーカルの藤岡さくらさんと、サムエルさんです。
二人とも歌唱力はずば抜けていますが、加えて自分独自の世界を持っているように感じました。
特にサムエルさんの歌は、心が揺さぶられました。
女性ボーカルの方が好きなのですが、彼の歌声に魅了されました。
CDが発売されたら、すぐに買いに行くことでしょう。
韓国からの留学生ということですが、是非ともプロで頑張って欲しいものです。
一部と二部に分かれたコンサートは、2時間たっぶりありました。
本当に楽しかったです。
卒業生のみなさん、関係者のみなさん、ありがとうございました。
最近コンサートはご無沙汰でしたが、やっぱり生演奏はいいですね。
風邪気味なのを押して来て良かったです。
音楽に興味があるのなら、是非、音大のコンサートに行かれることをお勧めします。