2階のトイレを温水便座にしたので、1階トイレの便器はゆっくり選べる。
そう思っていましたが、1階のトイレが使えないのはとっても不便です。
1階から2階への垂直移動が、こんなに苦になることとは思いませんでした。
早く機種を決めて、取り替えてもらおうという気持ちになりました。
便器の交換の際に、一番注意すべき点は排水管の位置です。
最近はリフォーム用として、位置がずれていても簡易の排水管を繋いで設置できるものもあります。
排水管の位置
我が家は床排水で、位置は壁から15cmです。
しかし、TOTO、イナ、パナソニックとも20cmが標準となっています。
調べていくと、パナソニックが付属の排水パーツを逆向きにすることで12cmまで壁に近づけて設置できます。
イナは、排水パーツを別途購入すれば設置できるそうです。
TOTOかパナソニックにするか迷っていましたが、TOTOだと床排水管の位置替えする工事が必要になり、工事費が嵩みます。
パナソニックのアラウーノにすることにします。
「便器の交換は汚いし、排水管の繋ぎが面倒で難しそうだから、素人には工事は無理!」だと決めつけていました。
ネットで調べているうちに、「あっしでもできるかも?」という気持ちになってきました。
家人は専門業者に任せ良いと言いますが、失敗覚悟でチャレンジすることにしました。
工事費約3万円が浮く計算です。
アラウーノには、便器だけのアラウーノV、便座一体型で温水タンク貯蔵式のアラウーノS、便座の機能がグレードアップしたニューアラウーノがあります。
ニューアラウーノにも3つのタイプがあります。
お湯が幾らでも出る瞬間湯沸かしで、便座が瞬時に温まる物が欲しいのでタイプ2を選択します。
一度設置すれば20年以上使うので、多少値が張って元が取れるでしょう。
機種が決まったので、早速、工事に取り掛かります。
古い便器への給水管を止め、貯水タンクを切り離し、床の留め具を取ると、簡単に外れました。
「陶器の便器は重いので、排水管を傷つけないで取り外すのは一人では無理」と聞いていましたが、やってみると思っていたよりも軽かったです。
古い便器(タンクへの配管を外したところ
温水便座とタンクを外したところ
便器を全部外したところ
排水パーツと便器前部の留め具を取り付けたところ
ちょうどお隣が家の取り壊しをしていたので、一緒に処分を頼みました。
煩わしい陶器の処分がスンナリできてラッキーでした。
設置の要領は、事前にネットの「設置マニュアル」を見てイメージしていたので、まごつくことなくできました。
臭いのことが気になっていましたが、便器は全く汚いと感じなかったし、排水管からの臭いも酷くはありません。
台所の流しの排水管を掃除した時の方が、何倍も汚かったですよ。
温水便座のように、皆さんにはお勧めできませんが、やる気と道具さえあればできると申し上げておきます。
一体式の便器は見た目スッキリ、洗剤で流してくれるので衛生的で掃除も簡単。
安くできたことも嬉しいけれど、何より自分の手で取り付けできたことが喜びとなりました。
追記1
macパソコンのOSをアップグレードしたら、写真用ソフト「iPhoto」も新バージョンにしないと使えなくなりました。
ダウンロードをはじめたら、既に何時間も掛かっているのに終わりません。
完成後の写真を撮りなおして、1枚だけ載せました。
後日、工事途中の写真も載せるつもりでいます。
追記2
一晩かかっても終わらず。
今日の夕方に確認したら、ようやく終わっていました。
バージョンアップ後、「iPhoto」はとても使いにくいです。
使わない連携機能のためのバージョンアップなので、インストールしたことをチョッと後悔。