今年も大阪音楽大学の卒業演奏会へ行ってきました。
夜は自由に行動できない状況ですが、短期大学部の卒業演奏会だけは外したくありませんでした。
学生が一生懸命に練習し、卒業までの成果をお披露目する演奏会です。
だからでしょうか、毎年のことですが凄く感動します。
今年は3月15日土曜日で、二部に分かれて開催されます。
第一部は4時からなので、早く家路につきたいあっしには好都合でした。
第一部だけですが、聴かせてもらいました。
演奏は、電子オルガンコース、ミュージカルコース、ジャズコース、ポピュラーコースです。
卒業生の中から選ばれた優秀な学生が演奏します。
電子オルガンコースは、今年も素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
もともと電子楽器は好きではありませんでしたが、MIDを駆使して演奏されるダイナミックで壮大ともいえる演奏に魅了されました。
一人での演奏なのに、目をつぶるとオーケストラが演奏しているように聞こえる凄さです。
今年のミュージカルコースは、とても良かったです!
「ウエストサイド物語」の一部でしたが、歌だけでなく、ダンスやセリフも良かったです。
構成の良さもあって、引き込まれました。
ジャズコースはピアノトリオで、卒業生はピアノを弾きます。
ベースとドラムスはプロの方で、主役のピアノ演奏を引き立てているようです。
優しく軽やかで、かつ一音一音に心がこもったピアノのタッチは素晴らしいです。
作曲したというオリジナル曲も良かったです。
ポピュラーコースは、ボーカル2名、キーボード2名、アルトサックス、ドラムスの6名です。
ボーカルが二人と寂しい気がしましたが、楽器の演奏も楽しめたからヨシとしましょう。
入学した学生は、もともと音楽の素養があるんでしょうけど、たったの2年間でこれだけの演奏ができるのですから大したものです。
これまでの努力と成果をしっかり見てとれました。
2時間余りでしたが、十分に楽しませてもらいました。
出演された皆さん、ありがとうございました。
音楽で飯を食っていくのは大変だし、ほんの一握りの人だけでしょう。
それでも、人生の中で音楽に真剣に取り組み、将来にわたって音楽とともに過ごせるというのは幸せなことだと思うのです。
あっしの部屋は音響装置とソフトで溢れ、音楽が流れる場で過ごす時間が長いです。
この歳になって、音楽があって良かったと思うことがしばしばです。
聴くだけでなく、自分で楽器を演奏し楽しむことができたら、もっと潤いのある日々になるでしょうね!
「○の手習い!」あっしには無理かな?