6日水曜日、花を撮りに東近江市へ行ってきました。
プロ写真家 MMさんが撮影に行くというので、同行させてもらいました。
コスモスとヒマワリが見頃を迎えていると聞きましたが、「ほんと?」と自分の耳を疑いました。
「コスモスはもう見頃を過ぎているはずじゃないの?」
「ヒマワリは夏の花だし、今頃咲いているの?」と・・・
6時半に駅で待ち合わせして、近畿自動車道へ入ります。
混雑が嫌で早い時刻に出たのですが、事故渋滞に遭いました。
目的地の道の駅「あいとうマーガレットステーション」に着いたのは9時を回っていました。
この道の駅にはツーリングで何度か来たことがあります。
花を見るためではなく、当時珍しかったジェラートを食べるためでした。
建物の裏手に行くと、一面に黄色の花が咲いています。
間違いなく、「ヒマワリ」でした!
横にはコスモス畑もあって、イキイキした花が咲いています。
どちらの畑にも中へ入っていくことができます。
ただ、畑に水を引いているのでしょうか、土が水を含んでいて足がめり込みます。
「長靴必須」を聞いていましたが、こんなに酷いと思いませんでした。
安全靴でしたが、靴裏に泥がついて歩きづらいこと。
花を観に来たお客さんは中に入るのを諦め、道路から鑑賞しています。
お蔭で、我々二人だけで独占です。
MMさんの撮影の邪魔をしないよう、しばらくは単独で撮りはじめます。
生憎の曇り空ですが、時々、雲間から太陽が顔を覗かせてくれます。
太陽が照ると、花が生き生きしているように見えます。
ワンちゃんの撮影風景を横から覗き見しました。
普段は、ほとんど手持ちで撮影しています。
MMさんから「むやみにシャッターを押さず、作品として撮ることを心がけるのが大事」だと教わります。
撮影現場をぐるりと見て周り、ここぞという場所で三脚を立てるのだそうです。
「一枚の絵を描くつもりで・・・」という話に納得させられました。
このようにして撮ることが上達の秘訣かもしれません。
実際にやってみると、三脚の位置決めが難しく手間取ります。
結局、手持ち撮影に戻ってしまいました・・・
手振れ補正機能がついていても、大きく引き伸ばすと三脚での撮影と差が付くそうです。
これからは腰を据えて撮ることを心がけたいですね。
撮影技法を3つ教わりました。
画像を重ね撮りする多重露光、シャッターを押しながらカメラを回す手法、シャッターを押しながらズーミングする手法です。
その場で何度も練習しましたが、難しいものですね。
上手く撮れていませんが、記録として残しておきます。
これも三脚を使うとやり易いそうなので、じっくり練習してみます。
3時間の撮影の中で、いろんなことを実地で教えてもらえたことがとても良かったです。
被写体を見て、ただシャッターを押していたこれまでの撮影が、変えることができるでしょうか。
楽しい写真にしたり、撮影の幅を広げるためにも、このような撮影技法も自分のものにしたいです。
【おまけ】
昼食を食べてから、近くにある博物館「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」へ寄りました。
探検家の西堀榮三郎氏の功績が展示されており、その他にも絵画や書道など多くの芸術家の作品が展示されていました。
芸術には疎いですが、興味深く見ることができました。
「南極大陸の極寒を体験するコーナー」が、3年前になくなってしまったそうです。
その名残でしょうか、南極探索船をバックに写真撮影できるコーナーがありました。
防寒着を借りて撮ってみましたが、なかなか楽しかったですね。
入館料300円ですし、近くに行かれたら寄ってみてもいいかもしれません。
駐車場に戻る途中に、大きな猫がいます。
我が家のルイ君よりも大きいので、9キログラムほどありそう。
首輪をしているので飼い猫なのでしょう、人懐こいです。
足にまとわりつき、撫でてあげるとゴロンと寝ころびお腹を見せます。
擦ってあげると、一緒について歩きます。
まるで、犬のよう!
ほっこりさせてもらいました^^@
(撮影:ニコンD700、富士フイルムXF1)