12日の日曜日、奈良の山の辺の道を散策してきました。
退職前の職場の同僚からお誘いがあったので、参加させてもらいました。
夏にも企画してくれましたが、体調が不安定だったので延期となっていました。
今がウォーキングには絶好の季節だし、体調も良くなってきたので楽しみでした。
参加者は退職したおじさん3人と若者1人です。
天理から桜井までの約16キロを歩く予定でした。
天理駅に9時に集合します。
滋賀県、兵庫県、大阪府在住なので、少し遅めの時刻です。
あっしは電車だと1時間50分で、車だと半分の時間で行けます.
余裕もって自宅を7時15分に出て、西名阪道路を走ったら8時には天理に到着しました。
山の辺の道ウォーキングは3回目ですが、他の3人は初めてだそうです。
9時に天理駅をスタートとして天理本通を歩きます。
天理教本部へ来ると、立派な建物と厳粛な佇まいに圧倒されます。
3人は本部建物の見学に行き、あっしは近くを散策します。
朝が早くて朝食が食べられなかった2人はコンビニでお腹を満たします。
この時点で10時を回っていますが、「楽しめれば良い!」という4人。
慌てず急がずのゆっくりペースの行動です・・・
先ず石上神宮へ着くと、「コケコッコー~♪」が響き渡っています。
ピンチを救う「起死回生のお守り」がありました。
働いている時だったら迷わずに買っていたでしょうが・・・ねっ。
あちらこちらに歌碑があります。
「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、4人いても知恵が出ず、読めません・・・(泣)
この後、あっしの物忘れが発生。
ノルディック・ウォーキング用のポールをどこかに置き忘れたのです。
天理観光農園を1キロほど過ぎて、忘れたことに気づきました。
同農園に忘れた可能性が高いので、3人に待って居てもらい、走って戻りました。
何処にもなく、待ち合わせ場所まで戻ります。
「手洗いで手を洗った時、ポールは?」と聞かれ、両手で洗ったのでトイレに置いたかもと・・・
しかし、坂道なので、再度、走っていくだけの元気がなく諦めの気持ちになります。
それを察したのか、若いFさんが見にいってくれました。
折角行ってくれたのですが、ポールはなかったそうです。
「もったいないなぁ」「誰も取れへんから、戻ろう!」と話をしていたら、通りがかったご夫婦が「レキのポールが忘れてあったよ。」と教えてくれました。
随分使ったし諦めるつもりでしたが、場所が分かったから戻ろうと言ってくれました。
1時間ほどの無駄になりましたが、手元に戻ってきた時はとっても嬉しかったです。
3人のメンバーに感謝です。
アクシデントで、ようやく夜都伎神社に着きました。
境内では、他のグループの案内人の説明を聞くことができました。
以前はわら葺の屋根だったそうですが、耐用年数の長い茅葺に変えたとのこと。
葺き替えには1千万円の費用が掛かるそうな。
実がなる謎の木を発見。
一人が食べて、「甘~い!」と言うので、あっしも一粒を口に。
苦いのなんの!
騙されました~(クソ~)
竹之内環濠・萱生環濠に3人は興味津々。
当時、集落ごとの諍いが絶えず、防衛のために作られた濠です。
実際、どれほどの効果があったのか?
今は、金魚がノンビリ泳いでいました。
途中で、こんにゃくなどが売られていました。
12時で小腹が空いているので、こんにゃくとよもぎ餅を3人に振る舞いました。
お詫びと、ポールが戻ってきた祝いです。
天理市トレイルセンターの近くの蕎麦屋さんで昼食のつもりでしたが、店は閉まっていました。
トレイルセンター内にレストランが出来ており、そこで遅い昼食を頂きました。
全長250mほどの大きな崇神天皇古墳や櫛山古墳の堀側を通って、先に進みます。
ここは大和三山・二上山と奈良盆地が一望できます。
(トップの写真)
ゆっくりしたい一番の場所ですが、残念ながら時刻が押しています。
山の辺の道では、あちこちで柿やミカンなどが安く販売しています。
結構、重いのでウォーキングの最後の方で買おうと思っていたら、お店はなし・・・(泣)
桧原神社を過ぎたところにある「玄賓庵」の紅葉が綺麗でした。
最後は狭井神社・大神神社を参拝し、三輪駅から天理駅へ戻りました。
3人には迷惑を掛けてしまいましたが、楽しいウォーキングでした。
また計画してくれるとのことなので、次も楽しみです。
(撮影:ソニーRX-100)