金曜日の仕事帰りに、ソウルライブを鑑賞してきました。
先日、マイミクさんからピアノコンサートのチケット提供の話を頂きました。
折角のプレゼントなのに、当日は仕事で行けなくて残念です。
ただ、「コンサート=ヒロ爺」を思い出してくれたことが、とっても嬉しいです。
そういえば、コンサートには行ってないなぁ。
先月、食事付きのジャズライブを予約していたのに、痛風でスッカリ忘れてしまっていました。
ああ、もったいない~^^;
映画は月に1~2回行きますが、コンサートはこれを聴きたいという気持ちが高まらないと行動に移れないのです。
毎日、自宅のオーディオ装置で聴いて、ある程度満足しているからかもしれません。
そんなことを考えていたら、職場近くの区民ホールでコンサートがあるのを思い出しました。
これまでも時々コンサートはありましたが、土・日の開催ばかりでいったことがありません。
人権週間のイベントとして実施される「人権を考える区民のつどい」で催されるものです。
ソウル・ゴスペルシンガーの新井深絵(ミエ)さんのトーク&ライブです。
テーマは「心元気に」
「子どもが元気になるためには、まず大人が元気にならんと~」が、新井さんの口癖のようです。
区民ホールというので、どんなところかと思ったら学校の体育館のようなところでした。
客席には折りたたみの椅子が並べられていました。
それが手作りイベントの感じがして、良い雰囲気です。
こういうの、意外と好きなんですよ。
開演40分前に着きましたが、既に座っている方もいます。
新井さんは、この近くで生まれ育ったので、知り合いの方が前列に陣取っているのでしょう。
開演時刻には、満席になりました。
観客は、おじさん・おばさんと呼ばれる方がほとんどです。
ソウル・ゴスペルソングを聴いて・・・と思ったけど杞憂でした。
バックは、ピアノ・ベース・パーカッション・バイオリンです。
コーラスは、ゴリさんとクマさんの二人です。
演奏とともにゴスペルが始まります。
引き込まれるような歌い方です。
楽々と声が出て、1曲目から魅了されます。
帰ってからネットで調べると、2005年ゴスペルアクウォーズのベストソリストに選ばれた、実力派でした。
小柄な体なのにパワー溢れる歌声で、温かさも感じます。
顔はスケーターの伊藤みどりさん、お喋りの楽しさはジャズシンガーの綾戸 智恵さんに似ています。
客層をみて、演奏曲目を選ばれたようです。
ゴスペルソングの他に、演歌あり、懐かしの歌あり、韓国の歌ありです。
「英語、分からんでもええんよ。心で感じてもろたら・・・」と大阪弁で優しく言います。
3曲目が終わった頃には、すでに観客の心を掴んでいました。
歌の合間に、トークが入ります。
笑いを生む軽快な話ぶりとその内容は、歌と同じくらい素晴らしかったです。
「人の悪口言うても、幸せにはなられへん」「生活の中で小さな幸せを見つけよう。生きているに感謝をしないと」「みんなで、一緒に一緒に頑張って生きよう!」の言葉など、胸が熱くなる話ばかりでした。
「勇気を出して一歩踏み出そう」という彼女のメッセージは、あっしに強く伝わりました。
中盤では、ミュージシャンが観客席に降りてきて、お客さんとともに踊ります。
Oh Happy Day (オー・ハッピー・デイ)は、みんなで歌います。
「天使のラブソング」の映画が大好きで、そこでも歌われたので良く知っています。
まあ、「 Oh Happy Day」を繰り返していただけですが・・・
舞台と観客席とが一体になった瞬間です。
素晴らしいコンサートでした。
会場で販売されていたCDは、当然買いました。
CDのジャケット
サインをしてもらい、握手です。
「写真を撮らせて」とお願いすると、サイン中なのにおどけたポーズを取ってくれました。
はい、完全に、新井深絵さんのファンです!
【追加】
こんなに素晴らしい歌手なのに、多くの人に知られていないのが寂しいです。
YouTubeでご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=v0OYkxoI3qk