
(足摺岬手前の海岸)
ツーリングの三日目の朝、21日(月)です。
ここのキャンプ場は、四万十川の河川敷なので広々しています。
たくさんのテントがあります。
ファミリーでのキャンプが多いようです。

朝は、柿の葉寿司とバナナで腹ごしらえです。
前夜、コンビニへ行くとおにぎりが全て売切れ。
なかったら余計に食べたくなり、近くの大型スーパーへ行きます。
ここでもおにぎりが売切れでした。
ご飯ものは、柿の葉寿司だけでした。
7時出発を目標にしていましたが、8時になりました。
今日は足摺岬に行って、そこから大阪へ帰ります。
いったい何キロあるんやろ!
「もう一泊しようぜ!」と言いますが、乗ってきません。
どうやら、子供さんへの家族サービスが控えているようです。
ふと、昔を思い出しました。
徹夜明けに帰ると、子供と遊園地に行く約束があって出かけたけど、眠気が勝ってずっと寝ていたことを・・・
一人だけ泊まるのは気が進みません。
とりあえず付いていって、無理だとわかったら離脱しようと自分で決めます。


足摺岬の手前にあった喫茶店「たぬき」で一息
先ずは足摺岬へ走ります。
海岸線を走る道路へ出ると、白い波と岩、真っ青な空が目に入ります。
素晴らしい景色です。
“撮りた~い”気分満タンです。



広角寄りのカメラなので、望遠側でも70mm程度にしかありません。
どうしても全景の写真が多くなります。
いい場面を切り取った写真が撮りたいです。

足摺岬の展望台より


足摺岬灯台

次に、竜串へ行きます。
事前に観光案内を見ていなかったので、岩の迫力に驚きました。
午後2時頃だったので、暑くて暑くて・・・
前を行く二人とどんどん離れていきます。
一周回ったら、もうヘロヘロ~~
体力のなさを痛感しました。







ここから宇和島を経由して、松山自動車道の西予宇和インターへ入ります。
そこまで行くのが大変です。
数珠繋ぎの渋滞です。
道幅が狭いので、すり抜けが難しいです。
バイクのサイドに付けたパニアケースは、荷物が沢山入るようにと厚みのある蓋に変えてあるので尚更です。
クラッチを握る左手が握力がなくなって辛いです。
高速に乗った時には、すっかり日が暮れていました。
ここからでも自宅までは500km近くあります。
一番近いSAで作戦会議です。
ノリカジさんのバイクの航続距離から考えると、ガソリンスタンドがあるSAまで辿りつかないそうです。
仕方なく、松山で一旦降りて給油することにしました。
お疲れ気味のあっしは、次の石鎚山SAへ先に行って休憩させてもらうことに。
有難い配慮です^^@
夜になると寒いです。
上は防風のウェア、下は雨具をつけて走ります。
北海道や東北方面へいった仲間は、さぞかし寒いだろうなと心配します。
SAに入ろうとしたら、ガソリンスタンドが見えます。
もらった高速道路ガイドマップには記載されていません。
「古い地図で、更新されていなかったんだ!」と思ってたのですが、今見ると今年8月発行となっています。
折角のガイドなので、正確を期して欲しいものです。
ここで晩御飯を食べて、ゆっくり休憩です。
時刻は11時になっています。
急ぐこともないので、80kmでの巡航と十分な休憩をとります。
体力のないあっしは、助かりました。
途中からは、先頭を交代することにします。
10分毎に、最後尾の者が先頭に出て走るのです。
適度な緊張があって眠気覚ましになるし、楽しいものです。
少数の高速道路でのツーリングに取り入れたら面白いですよ。
さすがに、若い二人も夜明け前になると睡魔が襲ってくるようです。
SAで40分ほど仮眠しました。
長距離トラックの運転手さんの大変さが良くわかりました。
次第に夜が明けてきます。
徹夜で走って来たんだという気がします。
7時に自宅に無事に到着です。
今回のツーリングは初めてづくしです。
夜にテントを張ったのも、バイクで酔ったのも、徹夜で走ったのも、朝食に牛丼を食べたのも・・・
徹夜走行は避けたいですが、これからもテントを提げての気ままな旅はしたいですね。
クタクタになったツーリングでしたが、楽しい思い出だけが残ることでしょう。