2月27日(日)は、熊野古道をノルディックウォーキング(NW)してきました。
NWを教えてくれた親友が、バスツアーに誘ってくれました。
うまい具合に予定がなかったので、一緒に行くことになりました。
なんばOcat’に7時15分に集合です。
Ocat’にはほとんど行くことがないので、仕事帰りに集合場所を確認してきました。
これでギリギリの朝6時半に家を出たら間に合います。
有田方面の熊野古道2か所を歩き、温泉で汗を流すという内容です。
参加費8,900円は少々お高い気もしますが、参加者が見込めず、指導員同行ということから考えると妥当な金額なのかもしれません。
前日夜11時の天気予報は午前、午後とも60%の降水確率です。
持っている雨具は、透湿性能が良くありません。
5�のコースを2か所歩きますが、今の雨具では汗だくになりかねません。
この際、買おうか・・・と迷いました。
雨の日に歩くことはほとんどないので、倹約して、いまある雨具を持っていくことにしました。
朝起きると快晴。
「青空がみえてるやん!」
ヒョッとしたら雨に遭わなくても済むかも、と淡い期待。
集合場所へ行くと、たくさんの人がいます。
みんな地味服です。
一人だけ浮いてる感じ・・・
良く見たら、色んなバスツアーがあって、観光へ出かける人たちでした。
離れた場所で、同じような派手な服装の人が一人立っています。
先日、泉北をノルディックウォークした方でした。
その後、友人夫婦が到着して、服の色が派手な4人が揃いました。
ウォーミングアップをして、出発しましょう!
今回の参加者は22名です。
中型バスですが、足元がゆったりして快適です。
自分で車を運転していたら酔わないのに、後部座席やバスの後側に座ると酔うことがあります。
座席指定でしたが、幸い、前から5番目でした。
ほとんど高速道路を利用なのでコーナーが少なく、酔わずにすみました。
目的地で降りると、雲が出てきています。
取り敢えずカッパを持って行こうとしたら、「午前中は、雨は降りません」とのスタッフの話で、重い荷物はバスに置いておきます。
風もなく、寒くないので、上着を脱いでカッターシャツ姿です。
最初に簡単な講習がありました。
まず、準備運動をしますが、いろんなやり方があるんですね。
その時は覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまいます。
歩き方の基本を教えてもらいましたが、これまでの歩き方に間違いはなかったようです。
糸我峠を目指して歩きますが、上り坂がきついです。
すぐに汗が吹き出てきます。
服装のチョイスが間違ったようです。
雨ばかり気にしていたので、気温のことは考えていませんでした。
狭山でのウォーキングと同じように、ミズノのブレスサーモの下着を履いて、その上からオーバーズボンです。
脱ぐに脱げず、そのまま歩きます。
何度も小休止して、何とか上りきりました。
今回のツアーには、有田市の職員と観光協会の方がサポートしてくれました。
歩行の途中で、サプライズがありました。
有田のみかん農家の方が、全員にみかんを配ってくれたのです。
市をあげて、観光での集客に力を入れているのがわかります。
峠を超えると急な下り坂です。
ここで、下り坂の歩き方の講習です。
膝の良くないあっしには、凄く参考になりました。
インストラクターの岡本猛さんの説明は、とても分かりやすいです。
膝への負担がかかりやすい下り坂も、すんなりクリアしました。
お昼は、竹の皮で包んだおにぎり弁当です。
大きなおにぎりが3個と少しのおかずが付いています。
ご飯がべちゃべちゃで、米粒が潰れています。
食事を期待していただけに、落胆も大きいです。
「もったいない!」で育った世代ですが、少し残してしましました。
醤油で有名な湯浅の博物館の見学がありましたが、興味がありません。
待ち時間にすぐそばの港で船を眺めていました。。
午後からは、高低差の少ない「みかん山キャニオン」を歩きます。
雲はあるものの、青空が広がっています。
前夜のやきもきは、一体なんだったんでしょうか?
ミツバチの巣箱がありました。
受粉のためでもあるのでしょうか?
一般道ですが、走行する車が少ないので気持ちよく歩けます。
少し歩くと、海が見渡せます。
頂上までくると、360度のパノラマで視界が開けました。
霞がなければ、淡路島まで望めると言います。
もう、気分は最高~!
ここで見る夕陽の風景はきっと素晴らしいでしょうね。
漁を終えて、漁港に帰ってくる漁船
ここから下って、箕島漁港へ行きます。
漁船が帰港してきたところで、魚が水揚げされています。
水鳥の大群が漁港に押し寄せていました。
新鮮な魚は美味しそうでしたが、持って買えるのが大変なので見るだけです。
楽しみだった入浴は、かなや明恵峡温泉です。
露天風呂に浸かると、「はぁ~~」と声が出るほど、気持ちがイイです。
汗を流してさっぱりしました。
最後は、買物タイムです。
みかんや野菜など地元の商品がずらりと並びます。
大阪でも買えるものばかりなので、ここでも見るだけです。
帰りの高速道路の入口で混んでいましたが、難波に8時に到着しました。
好き放題させてもらっているので、ケーキのお土産は忘れずに買って帰りました。
旅行社のバスツアーは時間的な無駄が多いので、自由に行動できるマイカーで行く方が自分には合っています。
今回は、ノルディックウォークの基本的な歩き方を学べたことと、知らないコースを体験できたことが良かったです。