車内で寝ることはほとんど経験がありませんが、よく眠れました。
1ヵ月ほど前から不眠に悩まされていましたが、程よい疲れのためか知らないうちに眠りにつきました。
朝4時に目覚めましたが、起きて行動すると周りに迷惑が掛かるので静かにしていました。
5時半になるとドアを開ける音がし始めたので、行動開始。
いつもどおりの朝のひげそり・洗面などを済ませると、お腹が空いてきます。
テーブルと椅子を出して簡単な調理をします。
一通りの道具を持ってきましたが、使ったのはこの時だけ。
次回の車中泊からは、必要最小限の荷物に止めようと思います。
食事をしながら「にっぽんクルマ旅」というロードマップを広げると、三瓶山が良さそう。
8時に出発し、景色の良い道を選んで走ります。
N-boxには結構な荷物を積んでいますが、高速道路も山道でも何の苦もなく走ります。
減税措置は全くありませんが、ターボ車にして正解でした。
カメラによって空の色が違って写ります
三瓶山に着くと、視界が広がります。
スキーのゲレンデがあり、その頂上には電波塔のような物が見えます。
平日なのに駐車場には30台ほどの車が止まっています。
よく見ると、スキー用のリフトが動いています。
リフト到着地点から展望台までは数分で行けると聞いたので、乗ることにします。
往復650円で片道11分のリフト移動を楽しめました。
昇っていくにしたがって、見える景色が変わるのが楽しいです。
上の方にはススキがあり、太陽に照らされて輝いています。
展望台からは男三瓶山、女三瓶山、子三瓶山などの山々が望めます。
なかなかの眺望で、登ってくるだけの価値はありました。
下界を見渡すと、スキー場の向こう側に山が連なって気持ちがいいです。
ここにいると、山登り恰好をした方が何人もいます。
リフトは使わずに登ってきたそうです。
近くには、ガラス張りの展望室があります。
三瓶山の山々を別の角度から楽しめます。
また来たいと思える魅力たっぷりの場所でした。
ここから海岸線の道に戻ります。
海岸の岩場が見たくなり、地図で地形を確認しながら場所を探します。
江津市の見郷浦が良さそう。
小高い丘の駐車場に止めると「クマとの遭遇に注意!」と立看板がありましたが、景色が見たいので大声を出しながら藪の中を歩きます。
高い場所から海岸が眺められますが、下まで降りたらもっと良いかも!
帰りは登りになりますが、好奇心が勝りました。
岩場に波が打ち付けられる様は、凄く男性的に感じました。
道路に戻ると、長い海岸線が目に入ります。
石見海浜公園の砂浜で、サーファーが数人、波に乗っています。
昨日も海岸で長居をしたのに、また寄りたくなりました。
海や船が好きなのは何故なのだろう?
前世があるならば、漁師だったのかも?
昨晩は温泉に入れなかったので、今日は早めに温泉に行きます。
山間に入ったところに有福温泉があり、昔ながらの佇まいが良さそう。
ここから往復20kmほどあるけど、ピンとくるものがありました。
無料駐車場はほぼ満車でしたが、入口のところに軽四専用の場所が空いていました。
狭い場所では軽四が便利ですね。
すぐ横に公衆浴場「さつき湯」がありました。
料金は400円と安価ですが、肌のあたりが優しいなかなか良い湯でした。
番台のおばさんに美味しいお店がないか尋ねます。
「横の高台を少し登ったカフェはどうかな?」と教えられて行くことに。
狭い道を登っていくと露天風呂のある立寄り湯があり、その少し上に「有福cafe」はありました。
入口から想像するより店内は広く、お洒落で落ち着ける雰囲気。
平日の4時なのに5人のお客さんがいます。
こんな分かりにくい場所にありながら流行っているのは、口コミなのかもしれない。
「漁師のトマトパスタ」を注文します。
1560円と少し高めかと思っていたけど、運ばれてきた料理を見て納得。
ミネステローネは素材を生かしたシンプルな味付けでGOOD
スパゲッティには、イカ、貝、魚が一杯入っていて、トマトソースもバッチリ!
こんな山の中で本格イタリアンが食べられるなんて、あっしはついてるぞ!
車中で寝ながら旅をしているというと、自家製アンパンをお土産をいただいた。
大満足で有福温泉を後にしました。
お店の方に、泊まるなら道の駅「ゆうひパーク浜田」がおすすめだと教えてもらい、そこに向かいます。
高台にある道の駅は夕日が綺麗に見られる場所として有名だそうですが、すでに日は暮れていていました。
大型のキャンピングカーが何台も並んでいて圧倒されました。
軽く1千万円オーバーなので買えるわけもありませんが、デカ過ぎて取り回しが大変でしょうね。
あっしには、狭いけれどN-boxで十分かなと思ったり・・・
翌日の朝に撮った写真 いつか夕日を眺めたい
車中泊をする人が思った以上に多いのには驚きました。
この道の駅は設備が整っているし、マナーも良くて気持ちよく泊まることができました。
(撮影:富士フイルムX-E1、リコーGX200)