湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

国民宿舎 「湯浅城」

2010-04-11 | 和歌山の温泉
和歌山県有田郡湯浅町青木75にある国民宿舎「湯浅城」
青木山の一角、湯浅山公園内にある
お城の外観が印象的な宿。


(泉質)   単純硫黄泉
(効能)   皮膚病・婦人病、筋肉痛、間接痛
(入浴料)  大人500円  子ども200円
        (12:00~20:00)
(1泊2食)  7920円~

何年か前にも一度来たことがある。
その時は、到着が遅れてしまって、
もうお風呂の時間は終わったかもしれない時間だった
なんとかギリギリ間に合って
滑り込みで入れていただいたことがある。
あの時は夜だったので、
あまり、建物全体が見えなかった。

今回、昼の時間に入ったら、本当に外観が城のようだと思った。
けっこう遠くからもよく見える建物である。
今回は、お昼の時間で浴槽は空いていた。
お一人だけ先客がおられたが、私が入浴の準備をしている間に
お風呂から上がってこられた。
彼女は「ここは、よく体が温まってとてもいい湯」だと言っておられた。
自分的に「超お気に入りの風呂」らしい。

「一番いいと思える湯」に出会っている人は幸せだと思う。
湯上りの彼女は、顔中ニコニコで・・・
それを見たら「あっ!!」「有田みかんだ!!」と思った。
昨日「SANPIN中津」の道の駅で買った、
ツヤツヤの「有田みかん」そのままだ。
よく温まったのか?
よく熟れた「有田みかん」のような顔の彼女は、
笑顔一杯だった。
家が結構、近い人だったが、
この近場の湯に来るのが楽しみな人だった。

幸せな人と話すと、こっちも幸せな気分になり
私もこの湯を一人で楽しみ、すっかり温まった。

「有田みかんのような湯名人に出会える湯」湯浅城。
コメント (1)
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