安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

JR東日本、エキナカ課税20億円

2007-10-13 13:25:35 | 鉄道・公共交通/交通政策
「駅ナカ」 追加課税「納得」 JR東、支払い受け入れ(産経新聞) - goo ニュース

…だそうで。
実質的には商業施設そのものなんだから当然だろう。

国鉄時代は厳しく副業が規制され、駅ビル経営はもちろん、鉄道会社なのに旅行業すらできなかった。それが民営化で副業規制が大幅に緩和された結果、エキナカビジネスは地方の駅前商店街を寂れさせ、シャッター通りといわれる地方の崩壊を加速させてきたのだ。たとえそうでないとしても、民間企業としての商業権を享受してきた企業は民間企業としての義務も果たさなければならないはずだ。みずからの都合に応じて民間企業と「旧国鉄」を使い分けるなどできるわけないではないか。

今回の課税は全く理にかなったものであり、異論はないが、ただひとつ嫌らしさを感じるのは石原都政の見せしめ的手法である。
以前、東京都は不良債権問題で国民の銀行批判が高まった時、銀行への外形標準課税導入を行った。
今回のJRへの課税にも当時と同じ臭いを感じる。その時その時で話題になっている者、批判されている者を見せしめにし、それを自分の人気につなげようとする手法である。

小泉首相から安倍首相と続いたこのような「劇場政治」は終わりを告げ、いまや東京都だけになった。
このような劇場政治と早く手を切らなければ、東京はいずれ大変な事態になると思う。

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