人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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<JR不採用問題>原告904人 解決案承諾書を提出

2010-05-18 23:27:52 | 鉄道・公共交通/交通政策
<JR不採用問題>原告904人 解決案承諾書を提出(毎日新聞)

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 87年の国鉄分割・民営化に伴う国鉄労働組合(国労)の組合員らのJR不採用問題で、前原誠司国土交通相は18日の会見で、係争中の原告904人から解決案の承諾書が与党など4党を通じて提出されたことを明らかにした。前原国交相は同日、旧国鉄清算事業団の業務を引き継いだ独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」に、裁判の和解協議に入るよう指示した。

 和解対象は当初、910人だったが、6人が訴訟継続を希望し、応じなかった。原告団は今月中にも最高裁に和解申立書を提出する。政府は和解成立後、JR各社に対し雇用を申し入れる予定。【平井桂月】
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当ブログ管理人は、長くこの問題をウォッチしてきた経緯から、和解を拒否したメンバーも、おおよその察しがついている。

それにしても、23年前、所属組合を理由に選別解雇しておきながら、今またこんな踏み絵を踏ませるとは、国土交通省はどこまで卑劣なのだろう。

筋論から言えば、裁判を受けることは、日本国憲法で定められた国民の権利であり、その権利は誰も剥奪することはできない。承諾書を出そうが出すまいが取り下げなければ裁判は続けられる。そのことは確認しておかなければならない。

ただ、裁判が権利だとは言っても、和解で一定の解決水準が確保できるなら、和解に応じることもまた選択肢である。

記事によれば、政府はJR各社に雇用を申し入れるとされているが、申し入れという形ではなく、政府持株会社である三島(北海道、四国、九州)プラス貨物には、ぜひ採用「命令」を出し、責任を持った解決を行うよう望む。

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