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新幹線新青森開業は12月4日 愛称は「はやぶさ」

2010-05-11 23:09:56 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
新幹線E5系、愛称「はやぶさ」に 八戸-新青森間は12月4日開業(産経新聞)

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 JR東日本は10日、東北新幹線の八戸-新青森間の営業運転が12月4日にスタートすることを明らかにした。運行する新型車両「E5系」の愛称は「はやぶさ」に決まった。現在の愛称「はやて」の存続を求める声が強かったことから、現行の「E2系」が引退するまで「はやて」の愛称も残すという。

 E5系は、平成25年春までに国内最高速の320キロで運転し、東京-新青森を最速3時間5分で結ぶ予定。JR東日本は「時刻表などをみて一目で新しい車両かどうか分かるようにしたい」と愛称を募集していた。

 「はやぶさ」は昨年3月に廃止になった東京と九州を結ぶ寝台特急に使用されていた愛称。鉄道ファンからは「九州の印象が強すぎる」と反対の声が上がる一方、E5系が昭和30年代以来の3等級制復活となる「スーパーグリーン車」を連結する予定であることから「伝統の名前にふさわしい」との意見も出ている。
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特急はスピードを印象づける愛称名、急行は地域にちなんだ愛称名というのが旧国鉄時代の愛称の命名方法だった。今回の「はやぶさ」は、この伝統的命名方法に基づいたもので、好感が持てる。

「はやぶさ」は一貫して九州ブルトレに使われてきた愛称だが、東北への転身は私は反対ではない。むしろ希望していたくらいだが、実現するとは正直、思っていなかった。大阪~青森間特急の名称だった「白鳥」が津軽海峡線特急に転身した例もあり、大きな驚きはない。この愛称は、地域に好感を持って迎えられ、早々に定着するだろう。

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新幹線「はつね」にしてあげる JR東日本が募集中(産経新聞)

 来春デビューする新型新幹線「E5系」の愛称をJR東日本が募集したところ、ボーカロイドの初音ミクにちなんで「はつね」にしようとする動きが、ネット上で起こった。エメラルドグリーンとグレーの色使いが、初音ミクをほうふつさせるためで、mixiやツイッターで投票の呼びかけが行われ、啓発動画がニコニコ動画に投稿されるなど盛り上がりを見せた。JR東日本はすでに募集を締め切り、5月以降に愛称を発表する予定。
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こんなばかげたことをする連中もいるから(しかも投票結果は2位)、JR東日本が「1位の愛称に自動決定」というルールを制定していなくてよかったと思う。

「はつね」がいいという個人的な思いまで当ブログは否定しないが、列車愛称は何よりも沿線地域の人たちに親しまれるものでなければならない。一部のオタクにしか通じない「共通言語」を持ち出され、「ネット政治運動」でそれが1位になってしまった場合、推薦した人たちは責任をとれるのか?

自分たちだけの狭い世界の中で、遊び半分のネタを繰り出すのは別にかまわないけれど、一般社会へ波及させるのは勘弁してほしい。

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