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松江・一畑電車の脱線事故:防止ガード、外側に設置

2010-08-28 22:58:56 | 鉄道・公共交通/安全問題
松江・一畑電車の脱線事故:防止ガード、外側に設置 運輸安全委、調査報告書 /島根(毎日新聞)

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 ◇指導は内側レール

 松江市の一畑電車北松江線で昨年8月、普通列車(2両編成)の先頭車両が脱線し3人が軽傷を負った事故について、国土交通省の運輸安全委員会は27日、調査報告書を公表した。地盤が沈んで脱線しやすい状況だったほか、カーブ内側のレールに沿って設置すべき脱線防止ガードが外側のレールに設置されていたため乗り上がり脱線を防げなかったことが原因とした。

 00年3月に東京都目黒区で起きた営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線脱線衝突事故は、カーブで外側の車輪が浮き上がって線路へ乗り上がり脱線した。このため、国交省は半径200メートル以下のカーブ出口付近では内側のレールに沿って脱線防止ガードを設置するよう鉄道各社を指導した。

 ところが一畑電車では、指導を受けてガードを設置する際、現場付近で道路がカーブの内側に沿って通っていたことから、内側に脱線した場合の方が被害が大きくなると判断し外側に設置。事故現場以外の8カ所でも同様の理由で外側にガードを設けていた。同社は事故後、この9カ所で内側にも脱線防止ガードを設置している。

 一畑電車は5月に公開された映画「RAILWAYS」の舞台となった。【平井桂月】

 ◇設置は完了--一畑電車社長

 運輸安全委の報告書に対し、一畑電車は昌子修社長のコメントを発表した。脱線事故について改めて乗客や関係者にわびた上で、「中国運輸局から指示のあった脱線防止ガードについては既に内軌側への設置を済ませた」と説明。最後に「報告書の内容について精査し、安全運行上必要なものについて対策を講じたい」としている。
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…おいおい、いったい一畑は何をやっているのだ…。

護輪軌条(ガードレール)は、線路に乗っている車輪が、カーブで外側に動くことによって脱線するのを防ぐためのものだ。車輪のフランジ部分を防護して、車輪が必要以上に外側にずれないようにするものだから、内側に設置しないと意味がない。

もちろん、護輪軌条は2本のレールの両方に設置できればベストだが、カーブでは、列車は外側に向かって動くから、あえてどちらか1本を優先するとしたら、カーブ内側の線路を優先すべきである。

どうやら一畑電鉄は、そうした鉄道工学の基本中の基本を理解していなかったようだ。最近、お粗末な鉄道会社が多いとはいえ、鉄道ファンとして、これはあまりにショックである。

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