人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

札幌市営地下鉄全線に乗る

2012-10-31 22:34:20 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
(写真と以下の記事は関係ありません)

せっかく北海道に来ているので、次の仕事先への移動時間を利用して札幌市営地下鉄の全線完乗を試みる。

帯広市内から特急「スーパーおおぞら」新札幌へ移動。東西線に乗り、終点の宮の沢へ。宮の沢から折り返し大通へ。

続いては南北線だ。まずは真駒内まで移動。真駒内終演はまさに今が紅葉の見頃で、木々が見事な色に染まっている。真駒内から折り返して麻生(あさぶ)まで乗り通す。麻生から折り返して札幌へ。ここで軽く昼食を摂る。

最後に残った東豊線だ。札幌から福住に移動。折り返して栄町まで乗車。これで、札幌市交通局のうち市営地下鉄分は完乗。残るは市電のみとなった。市電にも乗車したかったが、時間の関係で次の機会に譲ることにした。

札幌市営地下鉄には今回、初めて乗ったが、南北線を真駒内に向かう途中、通常の鉄道のようなゴトンゴトンというジョイント音ではなく、ザーッと何かが擦れるような独特の走行音がすることに気付いた。真駒内駅で降りた際に線路を確認すると、通常の鉄道のような鋼鉄の2本のレールではなく、コンクリート製の案内軌条が中央に1本あり、車両はこの案内軌条にまたがるようにしてゴムタイヤで走行している。跨座式モノレールによく似た走行方式だが、札幌市では案内軌条式としているようだ。

雪の多い札幌では、あえて案内軌条式とすることで、他線区との安易な直通運転を防ぎ、車両を地下鉄区間に押し込める役割を果たしている。地上を走る相互乗り入れ区間の雪の影響が地下鉄区間に波及することを防ぐ上で有効な方式といえるが、他線区との直通運転ができないことは、ネットワークとしてはマイナスに働く。雪国の路線として運行の定時性とネットワークの有効性を同時に追及することはなかなか難しい課題だと思った。

【完乗達成】札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線

【参考写真】魅力あふれる北海道の車両たち








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