安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

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●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

北陸道SAでまた夜行バス事故 2人死亡、24人搬送

2014-03-06 21:08:58 | 鉄道・公共交通/安全問題
北陸道SAで夜行バスが事故 2人死亡、24人搬送(日経)

北陸道でまたバス事故が起きた。昨年7月、規制強化によりツアーバスが高速路線バスに一本化されたにもかかわらず事故を防げなかったこと、また事故を起こしたのが地方の聞いたこともないようなツアーバス会社ではなく、宮城交通という準大手事業者であったことは今のバス業界を取り巻く深刻な状況を物語っている。背景にあるのは運転手の過重労働問題であり(参考記事)、東日本大震災による運転手不足がバスの運行現場の疲弊に拍車をかけている。安全問題研究会としても、引き続きバス業界の動向を重大な関心を持って見守っていく。

それにしても、2007年、大阪府吹田市で起きた「あずみの観光バス」の事故も2月だった。大きなバス事故はなぜか春、それも2~3月に多い気がするがそれは決して偶然ではない。年末年始の輸送から受験生輸送、スキー客輸送と繁忙期が続き、運転手の疲労が極限に達するのがこの時期なのだ。3月以降も、卒業旅行、転勤などの引越輸送と続き、それが終わる間もなくGWの繁忙期が来る。事実上、高速バスの運転手は上半期の間、ずっと繁忙期が続くことになる。1年の半分が事実上ずっと繁忙期なのだから、バス業界は、この時期を基準として必要な運転手を確保すべきだと考える。

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