安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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【転載記事】「都知事は都政に専念すべきだ」~民進党の事実上の解党と希望の党への「合流」方針についての「希望のまち東京をつくる会」声明

2017-09-29 18:18:51 | その他(国内)
民進党の事実上の解党と「希望の党」への合流が進んでいることに関する声明です。前々回都知事選で宇都宮健児さんを擁立して闘った「希望のまち東京をつくる会」によるものです。

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希望のまち東京をつくる会声明「都知事は都政に専念すべきだ」(レイバーネット日本より転載)

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本日、国会が解散されました。今回の解散は、内外ともに問題が山積する中で、与党の党利党略により行政の停滞を招く暴挙です。

一方、総選挙に向けた動きが加速する中で、新党が結成され、野党再編が進んでいます。その中心の「希望の党」の代表に小池都知事が就任したことに、私たちは強い違和感を覚えます。報道によれば、小池代表は、都議会定例会の開会中に結党会見を開催し、さらに新党の候補者公認の権限を一任され、すでに都政にかかわる公務キャンセルも相次いでいるとされています。

小池氏が、東京都知事は、国政政党の運営を行ないながら片手間に行なえる仕事と思っているのであれば、都政を軽んじ、都民を愚弄するものと言わざるを得ません。

昨年夏の都知事選から、まだ一年とわずかしか経過しておらず、小池氏自身が知事選挙で公約したさまざまな政策も、都民のくらしにかかわる多くの問題も、まだ成果は出ていません。築地移転問題も袋小路に入ってしまっています。都民が小池氏に託したのは、こうした都政課題に専念して結果を出すことにほかなりません。

「都知事は都政に専念すべき」──このような当たり前すぎることを声明にしなければならないことは、あまりに異常です。この10年間、東京都の行政トップとして持つべき矜持と見識を失った知事が次々に辞任していき、都知事選が年中行事のように繰り返されてきました。これ以上、都政の混乱と停滞をくり返すような行為は、やめるべきです。

2017年9月28日
希望のまち東京をつくる会
代表 宇都宮けんじ

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