人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

「ペテン師たちの国鉄つぶし~分割・民営化のウソ・ホント」をアップしました。

2023-05-13 19:13:38 | 鉄道・公共交通/交通政策
管理人よりお知らせです。

国鉄「改革」法案が国会審議入りした1986年9月当時、分割民営化反対運動に関わった「国鉄分割・民営化に反対する北海道共闘会議」が50万部制作し、頒布した「ペテン師たちの国鉄つぶし~分割・民営化のウソ・ホント」というパンフレットがあります。今回、関係者と思われる方から、このパンフレットの提供を受けましたので、急きょ、掲載しました。安全問題研究会ホームページの「国鉄分割民営化・JRを検証する」コーナーから見ることができます。パンフレットに直接飛ぶ場合はこちらからどうぞ。

政府が「改革」と大宣伝した国鉄分割・民営化の正体がよくわかります。当時、国鉄分割・民営化に賛成だった人も反対だった人も、まずはご覧ください。現在のJRグループの下で、ここに書かれていることのほぼすべてが現実になっていることがわかると思います。このパンフレットの「予言」の正確さには身震いがするほどです。北海道の市民団体が分割・民営化の行く末をここまで正確に見通していた以上、政府・自民党には「想定外だった」「モータリゼーションや東京一極集中がここまで進むとは思わなかった」などという言い訳はしてもらいたくありません。

「ペテン師たちの国鉄つぶし~分割・民営化のウソ・ホント」から 


自民党は、当時、『国鉄があなたの鉄道になります』と題した意見広告を出し、分割民営化しても「会社間をまたがっても乗りかえもなく、不便になりません。運賃も高くなりません」「ブルートレインなど長距離列車もなくなりません。」「ローカル線(特定地方交通線以外)もなくなりません。」などとバラ色の未来予測を振りまきました。

36年後の今日、どちらの主張が正しかったかを改めて確認していただきたいと思います。

当時の自民党の意見広告から

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