初のハイブリッド機関車公開=排出ガス40%削減目指す-JR貨物(時事通信)
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JR貨物が開発を進めている日本初のハイブリッド機関車「HD300形」が完成し、25日午後、東京都府中市の工場で報道関係者に公開された。
ハイブリッド機関車は、駅構内で貨車の入れ替え作業に使用されてきた「DE10形」ディーゼル機関車の老朽化に伴い、同社が2008年度に開発に着手。ディーゼルエンジンと蓄電池の併用により、DE10形より排出ガスを30~40%、騒音レベルを10デシベル以上、低減することを目指している。
今後、約1年かけて機関車が苦手とする高地や寒冷地などを中心に試験走行し、性能確認した上で量産化。DE10形と順次交代していく。
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ちなみに写真はこちら(産経新聞)。DE10型と同じセミセンターキャブ方式だ。DE10の本来の目的であった入換・小運転にセミセンターキャブ方式はとてもよく向いており、それはそっくりそのままHD300に引き継がれている。
DE10も登場から半世紀近く経ち、技術的にも陳腐化しているし、老朽化も目立つ。開発当時は、軸重制限が厳しい日本の線路でいかに牽引力をアップさせるかだけを主眼にDD51が作られ、そのマイナーチェンジとしてDE10が生まれたが、環境保護意識の高まりもあり、そろそろ新機軸がほしいところではあった。
私としては、ハイブリッド機関車がどんな走行音を出すのかがとても気になる。トヨタ「プリウス」のような走り方だとしたら、起動時は電気機関車のようなモーター音がし、中速域でエンジンが起動、高速域ではエンジン音がする…というような走りになるのではないだろうか。
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JR貨物が開発を進めている日本初のハイブリッド機関車「HD300形」が完成し、25日午後、東京都府中市の工場で報道関係者に公開された。
ハイブリッド機関車は、駅構内で貨車の入れ替え作業に使用されてきた「DE10形」ディーゼル機関車の老朽化に伴い、同社が2008年度に開発に着手。ディーゼルエンジンと蓄電池の併用により、DE10形より排出ガスを30~40%、騒音レベルを10デシベル以上、低減することを目指している。
今後、約1年かけて機関車が苦手とする高地や寒冷地などを中心に試験走行し、性能確認した上で量産化。DE10形と順次交代していく。
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ちなみに写真はこちら(産経新聞)。DE10型と同じセミセンターキャブ方式だ。DE10の本来の目的であった入換・小運転にセミセンターキャブ方式はとてもよく向いており、それはそっくりそのままHD300に引き継がれている。
DE10も登場から半世紀近く経ち、技術的にも陳腐化しているし、老朽化も目立つ。開発当時は、軸重制限が厳しい日本の線路でいかに牽引力をアップさせるかだけを主眼にDD51が作られ、そのマイナーチェンジとしてDE10が生まれたが、環境保護意識の高まりもあり、そろそろ新機軸がほしいところではあった。
私としては、ハイブリッド機関車がどんな走行音を出すのかがとても気になる。トヨタ「プリウス」のような走り方だとしたら、起動時は電気機関車のようなモーター音がし、中速域でエンジンが起動、高速域ではエンジン音がする…というような走りになるのではないだろうか。