JR東日本、エキナカ課税20億円

「駅ナカ」 追加課税「納得」 ＪＲ東、支払い受け入れ(産経新聞) - goo ニュース

…だそうで。
実質的には商業施設そのものなんだから当然だろう。

国鉄時代は厳しく副業が規制され、駅ビル経営はもちろん、鉄道会社なのに旅行業すらできなかった。それが民営化で副業規制が大幅に緩和された結果、エキナカビジネスは地方の駅前商店街を寂れさせ、シャッター通りといわれる地方の崩壊を加速させてきたのだ。たとえそうでないとしても、民間企業としての商業権を享受してきた企業は民間企業としての義務も果たさなければならないはずだ。みずからの都合に応じて民間企業と「旧国鉄」を使い分けるなどできるわけないではないか。

今回の課税は全く理にかなったものであり、異論はないが、ただひとつ嫌らしさを感じるのは石原都政の見せしめ的手法である。
以前、東京都は不良債権問題で国民の銀行批判が高まった時、銀行への外形標準課税導入を行った。
今回のJRへの課税にも当時と同じ臭いを感じる。その時その時で話題になっている者、批判されている者を見せしめにし、それを自分の人気につなげようとする手法である。

小泉首相から安倍首相と続いたこのような「劇場政治」は終わりを告げ、いまや東京都だけになった。
このような劇場政治と早く手を切らなければ、東京はいずれ大変な事態になると思う。

奥甲子温泉

今日、１０月８日は第１の結婚記念日（挙式日）。
私たち夫婦は、私のわがままで鉄道記念日である１０月１４日に入籍したので、この日を第２（第１か？）の結婚記念日とする。
もう、妻と結婚して１年になるんだなぁ。
新婚って、結婚してどのくらいまでをいうのだろう。職場の人たちなどに聞いた限りでは、１年という答えが多かったが、中には「自分たちが新婚と思う限り新婚」と答えてくれた人もいた。
「新婚さんいらっしゃい」には結婚１年以上の人も出演しているような気がするが…

そういうわけで、妻への感謝の気持ちも込めて、自宅から３０分の近さだが奥甲子温泉に出かけた。
ここは来年、国道に甲子トンネルが開通すると南会津・尾瀬方面がグンと近くなる。今は甲子トンネルに至る道は未開通だが、新道のトンネルはその気になれば通行できる。

温泉からの帰り、すっかり夜の帳が降りる中、私が運転する車は来た道を戻って帰ろうとするが、途中で道を外れたらしく、未開通扱いのこの新道トンネルに迷い込んでしまった。仕方なく私はそこを通ることにした。
新道トンネルに至る途中の急な山道では、私の車の少し前を１台の中型トラックが走行していた。が、新道トンネルに入ったとき、前方にそのトラックの姿は見えなくなっていた。
新道トンネルは直線道路だから、前方を車が走っていれば見失うことはないはずだし、つづら折りの山道を登ってきたばかりのトラックが私たちの車を振り切って視界の外に消えるほどの急加速をできるとも思えない。おまけに温泉から新道トンネルに至る山道は１本道で、地図上で確認すると途中分岐する道路が１本だけあるものの、その道路は行き止まりである。日もとっぷり暮れた午後６時過ぎに、行き止まり道路に入っていく工事車両などいようはずがない。

だとすれば、私たちの直前を走っていた中型トラックは、どこへ消えたのだろうか…？

正常化不能？の大相撲界

時津風親方“二枚腰”解雇なら法的手段も視野(夕刊フジ) - goo ニュース

朝青龍の「逃亡」の次は力士傷害致死事件。
親方の対応を見ていると、事が人命の失われる「傷害致死事件」なのだという感覚が全くないようで、呆れかえる。
「いったん解雇されたら復帰できない」と言ってること自体が世間知らずもいいところだ。傷害致死事件に関与したら解雇され、その会社に二度と戻れないのは我々サラリーマン社会だって一緒なんだよ。

事件発覚当時は、「そんなことをするような親方に見えない」と擁護する意見もあったのに、その後の対応のまずさから総バッシングに至る構図は朝青龍のときの高砂親方と全く同じで、ああこれが相撲界の体質なんだな、と思う。

もう日本相撲協会の正常化は不可能なのではないだろうか。
世間はどんどん変わっていて、相撲界も世間の一部だからそれとの折り合いをつけなければならないのに、上から下まで古い体質のまま来た人たちが、正常化どころか世間との折り合いさえつけられないほど凝り固まり、乖離してしまっている。
いったん興行を１年くらい中止して、相撲界全体が解体的出直しをしなければ、未来はないと思う。

郵政民営化

民営郵政が発足 巨大金融グループ、市場に(共同通信) - goo ニュース

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＞地方の郵便局網維持や、巨大金融グループとなる民営郵政が市場参入することで予想される既存の金融機関とのあつれきなど課題が山積、民営化の前途は多難といえる。
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そんなことは前からわかってたでしょ。
だから野党ばかりでなく、自民党内からでさえ多数の反対者を出したのだ。
地方の郵便局網の維持などと言っているが、地方で本当に郵便局が必要とされている地域ほど、急速に郵便局がなくなっていくだろう。

小泉元首相は「官ができないことに積極的にチャレンジするのが民だ。だから民でできることは民で」と主張した。
だが「儲かることしかやらないのが民」であることも忘れてはならない。
手数料は値上がりだし、時間外窓口は廃止、簡易郵便局もばっさり削減。
民営化はまさに「百害あって一利なし」だと思う。

結局、「田舎者は死ね」ということか。