たんくたんくろう様のブログでも紹介されていましたが、
タミヤがラッカー系塗料を本年12月に発売するようです。
頑なにアクリル系しか発売していなかったタミヤがここに来てなぜ今更ラッカー系塗料を発売するのでしょうか。ちょっと発売する意義が個人的にはわかりません。
当然グローバルな視点で捉えれば環境に敏感なヨーロッパで発売できるのでしょうか・・・。
一方、クレオスではアクリルの乾きが遅い、塗膜が弱いという弱点を改良した「アクリジョンカラー」が発売されていました。(すいません、最近気がつきました(汗))
新世代のエマルジョン系水性塗料だそうです。
基本塗装にラッカーを使用する自分は、タミヤのラッカー塗料の発売は悪い話ではありませんが、人体に及ぼす影響を思えばクレオスの考えの方が時代にマッチしていると思えますね。
今まで、ラッカー<アクリル<エナメル<油彩<ウエザリングという順で塗装していましたが、アクリジョンにすると
アクリジョン+アクリル<エナメル<油彩<ウエザリングと一工程減る(?)流れになり、
さらにクレオスにはウエザリング系塗料の新製品(これも最近気がつきました)もあります。
墨入れやウォッシング用の専用塗料や
パステルと塗料が合体した(?)専用ウエザリング塗料(ペースト)も出てます。
こうなるとクレオスでほとんど済んでしまうことも・・・
アクリジョン<アクリル(水性ホビーカラー)<Mr.ウエザリングカラー<Mr.ウエザリングペースト
恐るべしクレオス。
ま、現実的には私も含めて皆様は従来の塗料の在庫があるのでいきなりこうはならないと思いますし、まずは試しに使ってみるというのが現状でしょう。
自分としては、アクリジョンで基本塗装をやってみたり、パステルの代わりにウエザリングペーストを使ってみる可能性が高そうな気がします。
とにかく選択肢が増えるのは良いことです。