▲今回の作業が終了した時点の写真です。
作業は、油彩でサビ表現、ピグメントで履帯と転輪の泥汚しを行いました。
砲身にフィルタリング時のチタニウムホワイトが少し残っているようですね。
この後ターペンタインで拭き取り作業をしました。
▼油彩バーントシェンナをターペンタインで極薄にしてボルトや窪みに落とし込みました。
はみ出した部分は、ターペンタインを筆に含ませて広げておきました。
▼12.7mmNSVTのエッジ部分、銃身に6Bの鉛筆を擦り付け金属感を出します。
▼履帯にピグメントを使って泥よごれを付けます。
使用したのは、P028、P033、P034、P234の4種です。
▼最初にP234ラブルダストを筆で広範囲に付けていきます。
4種の中で一番乾いた色のこのピグメントをベース色にしました。
▼つぎに中間色としてP028ヨーロッパダストをランダムに付けていきます。
▼つぎに少し濃いめの色としてP033ダークマッドを同じくランダムに付けました。
▼最後に一番暗い色としてP034ロシアンアースを部分部分に付けて終了です。
▼ピグメントの固定はアクリル溶剤を使いました。
▼ピグメントを4種類を使ったのに、あまり差がつかなかった感じです
この後、履帯の接地面に6Bの鉛筆を擦り付けるか、エナメルのシルバーでドライブラシをするか、見えないところで試してどちらにするか決めたいと思います。
▼転輪にはベースにP234をかけ、くぼんだボルト部分にはP028ヨーロピアンダストをおきました。
サビだれは付けませんでした。ピンウォッシュもしていません。
現用戦車は第二次大戦のようなこれでもかのウエザリングをすると何かイメージに合わなくなる気がしたのでこの辺りで作業を終了とします。
最終チェックをして次回、完成となる予定です。