なるべく場所を取っているお手つき品をサルベージしてきました(笑)。
2014年5月4日に基本塗装をして放置してあったナースホルンです。
7年以上、経って再開となりました
前回までは こちら の記事です。
▼冬季迷彩で仕上げるつもりだったようです。
下地になる三色迷彩まで終えています。
迷彩色の飛沫がだいぶあるようですが、この上にホワイトを塗装するため、そのまま進めるつもりでいたようですね。
この頃はAFV一辺倒。基本的に全部組み立て終えてから塗装をしていました。
それでも間違いではありませんが、今は飛行機を作った経験から、オープトップ形態のキットは車内を先に塗装するようになりました。
まあ、もう組み立てて塗装しているので、バラすのは大変なのでこの状態から進めることにしました。
▼冬季迷彩は止めます。
1944年のイタリア。第525重戦車駆逐大隊の所属車両の三色迷彩に変えます。
最初の塗装はベースのダークイエローが暗く、迷彩塗装の状態もよくないので車両の塗装を再塗装します。
まずは既存の塗装を塗りつぶすことから始めました。
ダークイエローのカラーモジュレーションセットからシャドウを使って塗り潰します。
写真はエアブラシ一回目の状態です。
▼シャドウ2回目です。まだ迷彩色が透けて見えますが、この後、基本色、ハイライトと塗り重ねていくのでこの位で大丈夫でしょう。
▼ダークイエローを吹きました。
ベースのシャドウをところどころ残しつつ、透けて見える迷彩色部分は重点的に塗りつぶすように吹きました。
▼ハイライト1を車体上部を重点的にし、下部へかけてグラデーションをかけるようにエアブラシしました。
もう下地にあった迷彩色はほとんどわからなくなりました。
一晩置いてから、ハイライト2をエアブラシするかどうか考えます。
▼上の写真でわかるように転輪、起動輪、誘導輪は取り外して再塗装しました。
こちらもシャドウ、基本色、ハイライト1までを塗装しています。
今回はここまでです。ハイライト2を塗装するかどうかこの後決めます。
そして迷彩色の塗装に進みたいと思います。
ダークイエローで元の塗装が見えなくなっていく過程が興味深いです。
途中経過の3枚目の写真なんか、個人的には良い感じに見えます。
ハイライトの吹き方が勉強になります。
この後行うウォッシングを考えると、少し暗いなと思ったのと、迷彩色の飛沫がかなり周りに飛んでいたため思い切って再塗装に踏み切りました。
色味を暗くすることは楽ですが、明るく修正するのは大変なの事も大きな理由です。
7年経ってみると、自分の塗装の好みや段取りの仕方が変わっているのだなと認識しました。