チッピングが続きます。
▼深い傷をつける塗料は、クラキン様ご推奨のVic Hobbyを使いました。
今回、新たに4色を購入。
左からライトラスト(錆色)、ミディアムラスト、ダークラスト、チッピングブラウンです。
錆色(ラスト)は悩む色です。
今までは油彩のバーントシェンナやシェンナ、タミヤエナメルならレッドブラウンなどを使ってきました。
明度を調節したい時には白と黒を足していましたが、悲しいかなセンスが無いのかなかなか思うようにいきません。
海外製品のAMMOやファレホではその辺りの色を数多く出していますが、なんせ1本600円以上します。
このVic Hobbyは日本製で1本250円前後(ヨドバシ)です。
まあタミヤやクレオスと比べれば2倍位しますが、個人的にアクリル系ではタミヤよりとても塗りやすく感じます。
フィギュアの顔を塗装した時それを実感しました。
長くなりましたが、という訳で今回は錆色の明暗の3本と気になったチッピングブラウンを使ってみます。
▼早速、前回からの続きで深い傷を細筆で付けていきます。
使用塗料は、もちろんVic Hobbyのチッピングブラウンです。
ウォーターパレット使用でとても塗りやすいです。筆についた塗料を落としたい時は水道水でOKです。
匂いもほとんどと言うか私は全然匂いを感じません。色味はジャーマングレイに近いので問題ありません。
ダークラストをほんの少し混ぜてもよかったかもしれません(済んだ後にそう思った)。
▼車体が終わった次は、砲塔の作業に移りました。
チッピングがほぼ終わりそうになった時、右手親指の付け根が痙攣しそうになりました。
腱鞘炎になったかと思いました。
▼バール、ハンマー、スコップなどの金属部分に錆を付けます。
ライトラストをベースにして、ミディアムとダークを点付し水を少し含んだ筆でブレンディングしてみました。
薄めに塗ると錆が発生してきた感じになります。
▼排気管の上部は焼けて、なおかつ錆びた感じにしたいのでライトラストをボルト付近に点付し水で薄めて上部に塗布しました。
イメージ通りの良い色です。
▼墨入れ、ウォッシング、各部の汚し、チッピング作業がだいたい終わりました。
▼ウエザリング作業、before-afterです(笑)。
次回はピグメント、クレオスのウエザリングカラー・ペーストを使って足回りを中心にウエザリングをしていきたいと思います。
結構デカい1/35のTigerに、これだけのチッピングを施す集中力が凄いです。
歴戦の勇士という感じですね。
チッピングだけでなく、バールやワイヤーなどの金属部分の塗装もリアルです!!
チッピングはマジで疲れました。
スポンジを少しにして、久しぶりに書き込んでいきましたが、正直全部やりきれていません。
親指の付け根が痙攣したので、こりゃまずいと、やめました。でも、大体目立つところは付けましたので良いかなと思っています。
金属部分の錆は油彩も良いのですが、アクリルでやりたかったのでVic Hobbyを始めて使いました。なかなか良い感じです。