気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

京都和束・茶源郷まつりで「一坪茶室」が

2017-11-06 08:05:36 | 散策
「茶源郷まつり」は茶作り800年の歴史を持つ京都の
主な茶産地の一つ和束(わづか)のお祭りで、
”茶畑の緑、澄み切った空気、静けさのなかで飲む
一杯のお茶はいかがでしょうか”のうたい文句で、
茶畑ツアー、世界のお茶、お茶づくしの屋台など、
ユニークな企画もあり、この4日・5日と秋晴れの元で
8000人からの人々で賑わっており、
なんと「一坪茶室」が展示されていました。

「一坪茶室」は10月21.22日ある「お茶の京都博覧会」の
イベントで、山城地域12市町村独自の趣向が凝らして作製
され、12の一坪茶室が宇治の塔の島で展示されたはずが、
あの台風21号の来襲で中止に!
和束町も京都工芸繊維大建築学専攻・阪田研究室の学生8名
とで、和束町原山の円形茶園をイメージして、予算百万円?
で制作されたように聞き及びました。
完成時の学生の嬉しさが・・・
10/19京都新聞より
残念ですので、作品に日の目をということで
この「茶源郷まつり」で展示されました。でも
内部までは公開されておらず、眺めるだけ。

関係者の方が完成時に撮影された写真を頂けましたので
紹介させてもらいます。
外側からの全体像と

躙り口側よりの側面からです。


一坪大の立方体の上方に、

 
円形にくりぬいた合板が重ねられております。


躙り口から入っていただくと


畝が連なり円形に広がる茶園の眺めが、
この一坪の茶室内に現れますでしょう。
10/19京都新聞より

この一坪の茶室、今後どうなるのでしょう。
聞くのを忘れました。