気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

兵庫陶芸美術館『今右衛門の色鍋島』展へ

2017-11-10 09:13:55 | 美術館・博物館
先日の有馬温泉の帰りに『兵庫陶芸美術館』へ
お昼前になり車を走らせました。

秋晴れ、駐車場から反対側の山々も秋装うですね。

「土と語る、森の中の美術館」そのもの

開催中の特別展は『今右衛門の色鍋島』で11月26日まで
ー煌めく人間国宝の技と美、そのルーツー

エレベーターで3階へそして渡り廊下を通り、館内へ
 
五章で構成されており、計179点からなり、
かなり疲れました。

入り口に「色絵薄墨墨はじき雪文鉢」が
第14代の現在の最高峰?ですね。

Ⅰ.色鍋島ー色絵磁器の最高峰
「色絵亀甲桐丸文模様鉢」11代 1940年
 
 
「色絵蕎麦花畑文皿」17世紀後期-18世紀前期

「色絵更紗文八角皿」12代 1957年

Ⅱ.人間国宝今右衛門の現在ー色鍋島の崇高へ
「色絵薄墨墨はじき柘榴文蓋付瓶」14代 2011年

Ⅲ.御用赤絵屋の近代ー色鍋島の伝統と創造
「色絵薄墨石竹文鉢」13代 1982年

Ⅳ.藩窯鍋島焼ー様式美の極致
「色絵組紐文皿」17世紀後期-18世紀前期 

Ⅴ.わざと美の伝承ー色鍋島今右衛門技術保存会

最後にお正月、お月見や
Xmasのテーブルコーデネートが
Xmas
素晴らしいの一言、14代今右衛門さんは、
薬剤師の免許をお持ちだったんですね。
どおりで理論的に釉薬を研究されたからなんでしょう。