2011/9/8up全ページ目次 |
東日本大震災26もう帰れるとは思わないね |
09050739震災半年に聞く・作家・伊集院静
作家・伊集院静さん(61)
■--震災後半年を経て、見えてきた風景は
■「震災は100年に1度、あるいは数百年に1度の周期で東北地方を襲う。
これは歴史的事実です。
しかし、地震や津波の被害に遭っても、それで街がなくなったことはない。
つまり、被害を受けた街は必ず復興している。
普通これだけの被害を受けた場合、街はなくなりそうなものだけど、
きちんと復興するのは歴史が証明している。
この場所で必ず再生しようという意志が、東北の住民にはある」
■--震災は文学に影響を与えるでしょうか
■「社会の悲劇や変革を、常に意識せざるを得ないのが小説。芸術はみんなそうです。
■--震災後の日本は、どう変わると思いますか
■「良い方に変わっていきますよ。
絶望に身を置くと、喪失に対する反発が必ず起こる。それは間違いのないことだから」
■≪聞いてみて≫
社会や時代の変化を敏感に読み取り言語化する文学者は、
ときに有毒ガスを素早く感知する「鉱山のカナリア」にもたとえられる。
09080200大熊町の一時帰宅終了住民「もう帰れるとは思わない」福島
■大熊町の一時帰宅が7日、行われた。
■震災以来、初めて帰宅したという山口和夫さん(76
「部屋のタンスは荒らされ、草木も伸び放題。もう帰れるとは思わないね」
教育は国家『百年の大計』中学実践資料blog
にほんブログ村