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イスをいれる人といれない人

2019-05-25 21:49:39 | 生活指導
カテゴリー別目次 
2019-05-25
世の中には二種類の人がいる。
「イスをいれる人といれない人」だ。
年齢に関わらずはっきりしている。

大人なら、たとえば退勤するときだ。
イスをデスクに入れて帰る人と、ダラーンと立ち上がったままの人がいる。
たとえば、授業に行くときだ。
イスを両手でデスクに収めて行く人と、ダラーンと放ったままの人がいる。
たとえば、コピーを取りに行くときだ。
大急ぎで戻りたい。そのときもイスをいれる人といれない人ははっきり分かれる。
トイレに行くときも同じだ。
ドアの生徒に、急に呼ばれたときも同じだ。

つまり、どんなに余裕があろうと、瞬間の動作であろうと、
イスをデスクに収める人と収めない人は同じだ。
どんなときも、イスがダラーンと放置されている大人はいつも決まっている。
だから、とても邪魔で大回りする。
本人はまったく気づかない。

そして、いつもどんなときもイスを収めて立つ教員は少ない。

指導主事のピータン氏は、中学生の学年に言い続けた。
「学力が伸びる人に共通するのは、あいさつ。返事。整理整頓」
整理整頓とは【下駄箱の靴をそろえる】【イスを机の中に入れる】ことをさす。

だから、どうした?
教員なら、デスクの上を見るといい。
ゴミ箱と、品格あるレストランの違いがある。
生徒なら、授業のはじめに教材が準備してあるかどうか見るといい。
ただ、難しいのは品格あるデスクの人にも授業の腕がある人とない人は分かれる。
だがそれは先端の話だ。

逆も「真」なりで、イスをどんなときも入れるようになると学力も上がる。
イスを入れさせる躾が必要な理由だ。

ペン回しも同じだ。
ペン回しの習慣をやめさせると生徒は、学力も顔つきも変わる。
やめさせるのが、躾けるということだ。
ただ、一年間かかる。

これは次の記事にする。

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