カテゴリー別目次
2021-11-05
道徳の授業は4月から、ほぼ毎週している。
先日、20年ぶりのネタを同僚が観てくださった。
「これは皆さんにできるようになってほしい授業です。観に来てください」
と言ったら、一人ほんとに観に来てくれたのだ。
僕は「レーナ・マリア」という教材がどうなのか知りたかった。
でも、思いもかけず授業スキルや教材感を鋭く観て頂けた。
◆感想 ここから***************************
2021年中1
道徳の授業にお誘い頂きありがとうございました。
参観させて頂き、一番の気持ちは「観られて良かった。自分にいかそう」です。
私は自分が大好きなので「自分なりでいいや」といつも思ってしまいますが、安先生の授業から
「もっと子ども達のために自分を成長させて、子ども達を育てられる教員にならないと!」
と強く思いました。
この気持ちを忘れないよう、また授業を参観させて下さい。
参観ポイント
1 子どもの意見をくり返さない。
2 動きを少なく、堂々と! 落ち着いた雰囲気ができる。
3 当て方の工夫(6人グループから1人ずつ 又は 2、3人ずつ 又は6人全員など)
・グループ内で意見を交換してから発言者を決めるケース。
・意見交換なしで発言者を決めるケース。
4 指示が的確
→子どもが困らない。質問がない。
→内容に集中できる。
5 授業者が明確な意図と授業のイメージを持っている。
→一つの授業の重さを感じた。教員のあるべき姿。
6 「マリアさんは不幸ですか?」
→多くの生徒が「いいえ」か「どちらでもない」
→「本当にそうですか?」 ドッキリさせてくれた助言でした。
◆感想 ここまで***************************
【授業後、空き時間に、質問と検討にひとコマを割いてくださった。びっくりした】
Q1 時間配分がバッチリだったが。
A 一度に6人立たせるとか、時間の無駄を省く。
(あとで考えたが、
・五分前には最後の提出用紙を書かせ始める
・十五分前には最後の動画を観せ始める
・常に腕時計を見る、
と最後に目標地点に届くように、時間配分を考え続けた)
Q2 なぜこの授業をしようと思ったか。
A ビデオが力のある教材だった。
「不便と不幸」は違うということを伝えたかった。
「生きやすさ・生きにくさ」も。
Q3 一人だけが「レーナさんは不幸だ」と答えて、他は「不幸ではない」と言ったときの助言。
A「本当に、不幸ではない、ですか? 今あなたに両手がない、足がないとしても。本当に」
と言ったのは、その場の思いつき。あまりに自然に流れたから。
Q4 立って動かない。
A 過去に教わったのは
「どっしりとたつこと」
「目力と立ち姿だけでその場の空間を支配すること」
Q5 後ろを向いて全員に向かって発言した生徒を、すぐ指摘した。
Q6 指示をすべて一発で聞かせた。
2021-11-05
道徳の授業は4月から、ほぼ毎週している。
先日、20年ぶりのネタを同僚が観てくださった。
「これは皆さんにできるようになってほしい授業です。観に来てください」
と言ったら、一人ほんとに観に来てくれたのだ。
僕は「レーナ・マリア」という教材がどうなのか知りたかった。
でも、思いもかけず授業スキルや教材感を鋭く観て頂けた。
◆感想 ここから***************************
2021年中1
道徳の授業にお誘い頂きありがとうございました。
参観させて頂き、一番の気持ちは「観られて良かった。自分にいかそう」です。
私は自分が大好きなので「自分なりでいいや」といつも思ってしまいますが、安先生の授業から
「もっと子ども達のために自分を成長させて、子ども達を育てられる教員にならないと!」
と強く思いました。
この気持ちを忘れないよう、また授業を参観させて下さい。
参観ポイント
1 子どもの意見をくり返さない。
2 動きを少なく、堂々と! 落ち着いた雰囲気ができる。
3 当て方の工夫(6人グループから1人ずつ 又は 2、3人ずつ 又は6人全員など)
・グループ内で意見を交換してから発言者を決めるケース。
・意見交換なしで発言者を決めるケース。
4 指示が的確
→子どもが困らない。質問がない。
→内容に集中できる。
5 授業者が明確な意図と授業のイメージを持っている。
→一つの授業の重さを感じた。教員のあるべき姿。
6 「マリアさんは不幸ですか?」
→多くの生徒が「いいえ」か「どちらでもない」
→「本当にそうですか?」 ドッキリさせてくれた助言でした。
◆感想 ここまで***************************
【授業後、空き時間に、質問と検討にひとコマを割いてくださった。びっくりした】
Q1 時間配分がバッチリだったが。
A 一度に6人立たせるとか、時間の無駄を省く。
(あとで考えたが、
・五分前には最後の提出用紙を書かせ始める
・十五分前には最後の動画を観せ始める
・常に腕時計を見る、
と最後に目標地点に届くように、時間配分を考え続けた)
Q2 なぜこの授業をしようと思ったか。
A ビデオが力のある教材だった。
「不便と不幸」は違うということを伝えたかった。
「生きやすさ・生きにくさ」も。
Q3 一人だけが「レーナさんは不幸だ」と答えて、他は「不幸ではない」と言ったときの助言。
A「本当に、不幸ではない、ですか? 今あなたに両手がない、足がないとしても。本当に」
と言ったのは、その場の思いつき。あまりに自然に流れたから。
Q4 立って動かない。
A 過去に教わったのは
「どっしりとたつこと」
「目力と立ち姿だけでその場の空間を支配すること」
Q5 後ろを向いて全員に向かって発言した生徒を、すぐ指摘した。
Q6 指示をすべて一発で聞かせた。