2014-01-15up
前年10月、2年生の中間試験で僕はとても低い平均点を取らせた。
挽回するため、期末試験まで僕の全力の授業をした。
授業が終わるとしばらく息が上がって喋れないくらいだ。
まあ、授業ではありませんね。
目覚めさせる。読ませる。書かせる。言わせる。激励、激励、激励。
「起きろ。許さないよ!」
「書きなさい!」
「声を出しなさい!」
そのど真ん中でこんなことがあった。
期末試験で、そのクラスは中間試験の2.2倍の平均点を取った。
(中間は何点だったんだ!)
進級危うい点数の生徒が全員高得点を取った。
(すごい子は7倍近くになった・・・ナナバイです)
僕はその結果を知り、12月後半の数日間昏々と眠り続けた。
前年12月。翌年1月の3年生用に、2時間ひとコマの特別講座が組まれた。
1月は殆どの生徒が進路を決めているからだ。
授業担当者は年をまたいでその準備をする、人もいるしそうでない人もいる。
僕は講座を4コマ(通常8コマ)与えられた。
年末年始の20日間位、僕は毎日授業を考え続けた。
思いつくと枕元の紙きれやケータイにメモした。
200時間位かかったと思う。
(んなわけないやろ、と誰か突っ込んで下さい)
そやな。
ほんまは、150時間位やな。
50個前後のアイデアを書き、殆どを消し、ニ、三に絞った。
1月5日の晩にパワーポイントで、ふたコマのコンテンツを一気に作った。
8時間前後かかったと思う。
教員は誰でもそうだろうが、休み明けの授業前は不安になったり緊張したりする。
当然だろう。
僕はもう緊張はないが、不安はある。
先週の水曜日が、僕の今年の授業始めだった。
前日、僕は全く眠れなかった。
三週間以上考え続けて作った授業だ。
高校生が卒業する最後に受ける授業だ。
やり直しはない。
価値ある授業にしたかった。
責任も報酬もないけれど。
(つづく、かもしれない)
前年10月、2年生の中間試験で僕はとても低い平均点を取らせた。
挽回するため、期末試験まで僕の全力の授業をした。
授業が終わるとしばらく息が上がって喋れないくらいだ。
まあ、授業ではありませんね。
目覚めさせる。読ませる。書かせる。言わせる。激励、激励、激励。
「起きろ。許さないよ!」
「書きなさい!」
「声を出しなさい!」
そのど真ん中でこんなことがあった。
期末試験で、そのクラスは中間試験の2.2倍の平均点を取った。
(中間は何点だったんだ!)
進級危うい点数の生徒が全員高得点を取った。
(すごい子は7倍近くになった・・・ナナバイです)
僕はその結果を知り、12月後半の数日間昏々と眠り続けた。
前年12月。翌年1月の3年生用に、2時間ひとコマの特別講座が組まれた。
1月は殆どの生徒が進路を決めているからだ。
授業担当者は年をまたいでその準備をする、人もいるしそうでない人もいる。
僕は講座を4コマ(通常8コマ)与えられた。
年末年始の20日間位、僕は毎日授業を考え続けた。
思いつくと枕元の紙きれやケータイにメモした。
200時間位かかったと思う。
(んなわけないやろ、と誰か突っ込んで下さい)
そやな。
ほんまは、150時間位やな。
50個前後のアイデアを書き、殆どを消し、ニ、三に絞った。
1月5日の晩にパワーポイントで、ふたコマのコンテンツを一気に作った。
8時間前後かかったと思う。
教員は誰でもそうだろうが、休み明けの授業前は不安になったり緊張したりする。
当然だろう。
僕はもう緊張はないが、不安はある。
先週の水曜日が、僕の今年の授業始めだった。
前日、僕は全く眠れなかった。
三週間以上考え続けて作った授業だ。
高校生が卒業する最後に受ける授業だ。
やり直しはない。
価値ある授業にしたかった。
責任も報酬もないけれど。
(つづく、かもしれない)