文化の日、先人記念館でボランテアをした後、
隣の美術館で深沢夫婦の鑑賞を行ってきた。
盛岡出身の深沢省三(1899~1992)
と四戸紅子(1903~1993)
結婚して70年共に絵を書き続けた夫婦である。
絵だけでなくその歩みにも興味があった。
二人のタッチは全く正反対。
力強く荒々しい省三と優しく淡い色彩で野の花を好む紅子。
戦争をはさんで戦前と戦後。
そして老後の山梨での絵の創作。
93歳と90歳、亡くなるまで好きな絵を描き続け
なんと幸せな夫婦だったろう。
紅子は夫が亡くなって丁度一年後に亡くなったのだった。
ちなみに文化の日は、公共の文化施設は無料であった。