11月5日、マリオスにて
「北の国から」や今の「やすらぎの郷」などの脚本家、
倉本聰の講演を聴いた。会場は2階席までいっぱいだった。
テーマは「森のささやきがきこえますか」
今、人間は効率アップをめざしてばかりだ。
自然界・森は自分にできるスピードで生き続けているのに。
効率化を求め、地球資源、化石燃料を使ってスピードアップを追い続けている。
筋力をつけるといいと
ジムに通い生産性のないダンベルやゴールのない自転車こぎなどしている。
(耳が痛い)
物は捨て新しい物を買い
浪費が美徳、節約は悪とかつてと真逆なことで消費生活している社会。
動物や植物は自分の体内で生きているが人間は逆である。
テレビ界でも同じ。
創作ではなく
お金と知識で作られているのが今のテレビ界。
富良野塾ではテレビ界の恩返しのつもりで
若者を集めただで生活させながら教えている。
宮澤賢治が農学校で
リンゴが2個あって三個とったらどうなると尋ねたら
学生はマイナス1と答えたと。2ひく3は実際はないのだと。
つまり借金はしてはいけないと。諭したという例を
富良野塾でも守り、若者40人を農協などの仕事をしながら自活させていく話をしていた。
まだまだ続く。