ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

20020-116  リモート面会

2020年11月30日 | 日記
母に実に一ヶ月半ぶりに会った。

看護師さんからは手紙などの差し入れのたびに
様子を聞いていた。
いつも「元気ですよ。」という答えが返っていた。
そして「リハビリを毎日行っている」とも。
コロナ感染予防のため直接は会えないが
リモート面会ができるということで申し込んだ。

以前の母の顔だった。
しかし、焦点が合わない。
どこを見たらよいか分からないようだった。
声から判別してたまに画面を見る。
それでようやく名前を呼んだ。
良かった。まだ誰か分かっていた。
もしかして忘れられたらという不安もあった。
いつもの母だった。
10分あまり話をした。

最近のTVでロボット会話を開発した
ひきこもっていた若者のドキュメントが放映されていた。
遠隔操作でロボットを操り画面で話す。
相手は身近なロボットが話しかけているような気分になるようだ。
認知ぎみな高齢者にとって有効な手段じゃないかと
リモート面会をして気付かされた。






コメント
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