ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2021-90 未来へのデザイン、内橋克人経済学者

2021年09月30日 | 日記
いつの間にか9月末になってしまった。
自民党では新総理が決まった。また今までの継続のようにもみえてしまう。

さて同じ9月の1日、あの経済学者の内橋克人くなった。89歳だった。
少年期、神戸空襲で母親代理の方を亡くす。
神戸新聞記者を経て、フリーのジャーナリストとなり、
1980年後半、46歳でベストセラーの「匠の時代」を発刊。

1990年初めのバブル崩壊後
規制緩和、民営化、派遣法や大規模小売業などの日本の社会について
それらに対して「幻想の技術一流国ニッポン」日本の物作り、技術のあり方に警鐘。

目線はいつも庶民に向けられていた。
2002年以降の1日契約社員という若者の働き方スタイル。
派遣、非正規、パートなどが増え、正社員が減っていく構造に危機感をもち警告をしていた。
2008年のリーマンショックで真っ先にきられていく非正規雇用者。
ワーキングプアの増加。危機が現実となった。

今は戦後だが戦前と同じようだと。同調圧力、異議申し立てができないような等質化現象。
頂点同調主義が横行。
なるほど、あのモリカケ問題などその先端事例でもあるのか。
真実は何か。人の命が優先である。姿勢がぶれない。

未来へのデザインでは3つの提起をしている。
1,付加価値の高い農業。
2,再生可能のエネルギー
3,医療・介護での充実
それらに働く工夫を見出して発展させる。
それが人を人としていかしきれない市場主義に対抗できる方法である。

詳しくききたいところだが故人になってしまい、
残されたものたちが具体化する方策を考えるしかない。


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2021-89 稲刈り、無事終了。しかし・・・

2021年09月30日 | 日記
コンバインの故障のため、日曜日終了予定だった稲刈りが一時中断。

昨日、ようやく部品が届き、残りの2枚の田んぼの稲刈りが終了できた。
台風前に終えることができてほっとした。

どこの農家も忙しく刈り取り作業をしている。

考えれば、稲刈りは10数年前までは10月10日前後だった。
それが1週間早く10月上旬へ
そして昨年はやはり天気の影響で早めにして9月末。
少しずつ早まってきている。
これも温暖化の影響かもしれない。

所で今年は当たり年だ。
春先の田植えではやはり終了間際に田植機が故障。
部品がないということで新たに購入することとなった。
そして秋の稲刈りでコンバインが故障と相次いだ。

今年は米の値段も1俵あたり2000円程度下がる見込みだ。
修理代や購入費用も含めると
今年の収穫はほとんどそれらに転嫁しそうだ。
こんなハプニングも時にはあるのだ。生産者はつらいものだ。
来年に望みをつないでやるしかない。・・・
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