ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-68 最高の人形劇「オッペルと象」」

2024年04月24日 | 日記
大谷選手、最近好調で今日は6号ホームラン。お陰で良い1日になりました。

人形劇団プーク、何年ぶりだろう、前作の観劇は怪談「牡丹灯篭」だった。
今回は宮澤賢治の名作「オッペルと象」プークにとっても代表作だ。
大人の童話でもある。
オッペルは支配者として。村人や白い象は労働者
そして村人の役に立ちたいと願う白い象の願いは仕事ができる象ののために
村人の立場を危うくさせ、分断を生み出し象がとの邪魔な存在になっていく
村人との連帯はできるのか。・・・
ある時作業場が火事になる、その時、村人を救出したのが白い象だった。
それをきっかけに村人との連帯が生まれるのだが。
その白い象はオッペルに餌を少なくされ、次第と弱っていく。
そこで白い象の森の仲間たちにその危機を伝えようと一人の子供が森の中へ。
その時の挿入歌が「森から森へ」
この曲は現役時代子どもたちとよく歌った歌だった。
ハイダダダ進めハイダダダ進め。・・・
仲間を救出に駆け出すシーンだ。

今回注目したのが象の演出。大きな象は2人でのぬいぐるみ
小象は一人で。大勢の象は頭だけ・・・という演出。面白い。

プークはなんと1929年に創立され95年間歩み続けた歴史ある劇団である。
100名を越える劇団員。1971年11月にはプーク劇場が完成。
劇場ができて50年以上になり、数多くの優れた作品を生み出す。
念願のこれぞプークの代表作を観劇でき大満足だった。




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