ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2019-110 現職との交流会

2019年12月08日 | 日記
 働き方改革が昨今取り上げられている。
現場は万年多忙かと化している。

そんなさなか、退女教と現職の交流会があった。

年に一回、開催されているのだが
今年は今までにない企画で なんと早朝ボーリング大会だった。

現職の企画なそうだ。ストレスがたまっているのだろう。

10数人が参加していた。
やはりいつもの座談会形式より2割ぐらい参加者減。

7時に近くのMボーリング場に集合。
4組に分かれてスタート。

久々というより今年の1月にやったきりで2回目だった。

主催者から最初のストライクを出した人に豪華景品?用意していますと。

始めてなかなか調子がでなかったが気がついたら初ストライクを出したのだった。

1ゲームは114.スペアが上手くとれない。9,9が続く。
スペアを取りに行くとコースはいいのだが最後に少し曲がってしまうのだった。
修正ができないまま2ゲーム目も終わってしまった。

周りを見ると70代の方がかつてボーリングが盛んだった頃は190台を出していたんだと。
手が上がらなくなっていたが、スペアがとれていた。理論だけは分かるんだとか。
現職はさすがにスピードがあった。

結果はなんと二位になっていた。一位は現職の体育の教師だった。
初ストライクの景品はみかん1箱、みんなと分けあった。

思いがけないストレス解消の早朝ボーリング大会だった。


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2019-109  あの夏の絵 青年劇場より

2019年12月07日 | 日記
被爆から70年
記憶を伝え残すために語り始めた被爆者。
それを受け止め絵に表現することに挑んだ高校生達の
2015年夏の物語。
その年12月に初演。今年90回の全国公演をしているという。

この作品は12年前に
広島市立基町高校が「原爆の絵」を描く取り組みを始め
被爆証言者の証言を基に高校生達が半年から1年という時間をかけて
描いていくという実話をもとに福山啓子さんが作品として仕上げたものである。

2時間テンポよく訴えたいことがじわじわ後半にせまってきた。

演劇を鑑賞した後、ロビーに20点ばかりの絵が展示されていた。
1つ1つ、完成した絵はものすごい迫力であった。

先日訪日されたローマ法王が
長崎原爆にとって亡くなった弟を背負った少年が
火葬場に立つ写真を全世界に発信されていた。

原爆の写真が数々あるのだが

絵の印象は想像力をかもしだしまた別格の物だ。

白骨化して電車のつり革に立っている人
片目は前方を見つめ片目が失われて亡くなっても座っている少年
天井の張りにぶら下がって火の中、救助を待っている学生、
生きたまま火の中で燃えながら助けを求めてる少女のすさまじい形相。

これが高校の美術部の描いたものなのだ。
インパクトの強い高校生の描いた絵の作品の数々だった。

ちなみにこの作品は170点に及ぶそうだ。
広島の原爆資料館で一部展示されているという。



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2019-108 ジパング青春記

2019年12月05日 | 日記
先だって、わらび座のミュージカル「ジパング青春記」を観劇。

舞台は400年前の石巻の漁村。
1611年、慶長の大地震・津波が三陸を襲った。

どうしても2011年の震災をオーバーラップさせてしまう。

荒れた農地、家族を亡くした喪失感。
心の傷も癒えぬ村人に藩主、伊達政宗は
木を1000本切り出しを命じ村人に新しい仕事を授ける。

2年後の1613年、500トンの黒船を建造し海外との交易を目指し
伊達政宗の慶長遣欧使節団は出港していくのだった。

このあたりをスーパー歌舞伎を手がけた横内謙介氏が巧みに演出。
わらび座の民舞を織り込まれ
民衆が主役のみせるミュージカルが出来上がっていた。


この船に大使の支倉常長をはじめ180人が乗り組み
メキシコへそしてその後、大西洋を横断し1614年末、スペイン、
1615年10月ローマに到着する。
初めて太平洋・大西洋横断に成功した日本人でもある。
支倉常長は法王からローマ市民権を得る。洗礼を受けカトリック信者となる。

1616年1月スペイン船隊に便乗して太平洋を渡り1618年8月マニラへ
しかし日本はキリスト教禁止の時代のさなか。
1620年9月に帰国を果たしたが、2年後失意の中、亡くなったと記されている。

猫の目からみた語りで構成された「ジパング青春記」。
わらび座の舞台はだいたい年に一回は観劇しているが
今年は昨年より数段記憶にとどまる内容だった。







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2019-107 師走恒例の文士劇

2019年12月02日 | 日記
12月1日、文士劇の千秋楽の公演を観劇

現代物は先輩の娘より「恋はトライトライ」
時代物は怪談「牡丹灯籠」だった

今年は軽妙な感じのものだった。

日頃活躍しているアナウンサーが懸命に演技している姿に
親しみが感じられた。

今年6月に舞台で浄瑠璃を経験。
台詞を覚えることの難しさを体験しただけに
よく覚えたことと感心。

大塚アナのいつもの台詞のカンニングも堂に入り観客を沸かせていた。

口上は今まで7人だったのが5人とやや少なく感じた。

畑中さんが宝塚で南部藩の方言指導をしたことと
劇中の「おもさげながんす」が宝塚で一時はやっていたと話題にしていた。

高橋克彦さんや内館牧子さんが加わっていなかったのが寂しく感じたが
お米役の澤口たまみさんや金田一秀穂さん、そのだつくしさんらの好演がひかっていた。

25周年の文士劇
10数年前から観劇していたことになる。
改めて月日の過ぎるのが早く感じた次第だ。

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