2021-64 啄木鳥探偵處トーク会

上記のテーマで週末
３つの記念館から学芸員が参加してのトークが行われた。
それぞれの学芸員が一同に集まってのトークは珍しい。

さて「啄木鳥探偵・・」の作品は伊井圭の同名小説を原作とし、
主人公の石川啄木、金田一京介が数々の難事件を解決していく物語です。
昨年放送されたアニメでは、野村こどうや江戸川乱歩、吉井勇らが登場。

それぞれの学芸員が実際の文士たちの交友を紹介していくトークでした。

例えば金田一が啄木が下宿代金を払えなかった時に
自分の大事な書物を売って代替えした話しなど実際にあった話しです。
啄木はその誠実な友達に死んだら見守ってあげると言い残しています。日記より。
また、「吾輩はねこである」の夏目漱石と石川啄木は啄木が漱石の校正の担当者だったこと。
啄木は「雲は天才である」の題は漱石の影響もあったとか
漱石は実は猫より犬派だった。奥さんが猫派だったなど裏話が聞けたトーク会でした。

最後に「銭形平次」の野村こどうのレコード収集のなかから
ユーモレスクを当時の蓄音機で聴くことができました。
手回し蓄音機から優しい音が響き渡っていました。

2021-63 七夕での出来事

連れ合いが子猫を一匹、拾ってきた。
何でも、近くの線路脇でうずくまっていたらしい。
捨て猫らしく、かわいそうで連れ帰ってきたのだった。

色はグレーの長毛。
体重は６００㌘。生後１，２か月。
お腹をすかしていたらしく餌をあっという間にたいらげてしまった。

おすか雌か判断が付かない。
週末、動物病院で病気などの検査をしてもらった。
とくに病気やダニなどいないようだ。メス猫だった。
ちいさなかぼそい鳴き声をしている。

突然の子猫に我が家の愛猫が一番とまどっていた。
近づいてははなれてみたり。いきなり猫パンチ。

医者がいうには１，２週間はお互い離してかったほうがいいとすすめてくれた。
子猫に万が一病気があると感染するからということと、ならすためだ。

しばらく離して様子をみることにした。

2021-62 金田一京介の業績

定例の先人記念館での学習会にて。参加者５０人。
盛岡市の名誉市民である金田一京介が亡くなって５０年。
それを記念しての学習だった。

金田一家は裕福な商家であった。
京介の母は末娘で「みちのくの渋沢栄一」といわれた勝定が兄である。
父は婿であった。京介の父母は子だくさんで７男４女の兄弟がおり
金田一家には２０人ぐらい住んでいたようだ。
多くが長寿の家系で京介は数え９０歳で亡くなっている。

1つ目の業績
京介の友人に３歳年下の石川啄木がいる。
何といっても東京で１年同じ下宿にすみ、世話をしているのだった。
そして早くして亡くなった石川啄木の年表や業績をまとめ社会に認知させている。

２つ目の業績
京介の功績は仕事では言語学者でアイヌ語の研究に取り組み「ユーカラの研究」として
まとめ上げ文化勲章を授与されている人物である。

北海道に何度も足を運び現地のアイヌ語を文字として記録。
アイヌ語は口伝えで文字として残っていないのだ。それを体系化していくわけである。
その取材代金は国からもあっただろうが実家から１００万円、旅費を出してもらい
周囲からは「お金にもならないアイヌ語の研究」といわれながらも研究を続けているのだった。
途中、アイヌの旧家知里、金成家と深い親交をもち、その一族の娘を養女として迎えている。
養女の幸恵は大変賢く「カムイから授かった珠玉」であった。
計り知れない影響を受けたのだった。ただ病気のため幸江は早くして亡くなってしまったのだった。
生涯にわたってアイヌ語の研究を続けた京介。

３つ目の業績
それは国語辞典の監修であった。言語学者金田一京介監修の辞典を使って調べた人はかなり多いだろう。

卒寿のお祝いを終えた年、亡くなる１週間前まで元気であったと。
その後終始眠るがごとく息を引き取ったとのこと。
研究者として幸せな生涯を閉じたのだった。

2021-61 ２年ぶりの開催。県大会

水泳マスターズ大会、８月上旬に県大会。
コロナ感染のため今まで中止。２年ぶりの開催だ。
参加者は県内のみという条件。

これまで、週に１０キロ泳ぐ。
３０００ｍの簡単メニューは以下
アップ６00m
４種目キック１０００ｍ
腕のみ１０００ｍ
ダッシュ４種目　１００ｍ
ダウン３００ｍ　コメで

池江選手は毎日３０００ｍ、小学生から泳ぐ習慣があったと。
現役時代選手ではその数倍だろうが。
シニアは残念なことに、そういうわけにはいかない。
体力と回復力との兼ね合いが大事になってくる。
これ以上泳ぐと疲れが残るのだった。
そんなわけで１日３０００ｍぐらいで健康維持に努めている。