ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2025-9 農業従事者15年後 3分の1の30万人へ

2025年01月08日 | 日記
昨日は1週間ぶりに3000mメドレーを泳いだ。体はクタクタ。
体が硬くてストレッチを入念にしてから入った。年齢がこんなところでわかるというもの。・・・

農業従事者の90パーセントが赤字経営といわれる。
1960年代ピーク時1454万人いた農業人口。300万戸数。が現在90万人をきっている実態だ。
農水省では2040年には30万と予想している。おそろくべき減少率だ。
その原因は高齢化だけではない。
自由化による国際競争力の課題。
日本の小規模経営農業とアメリカ等の大規模農業との違い。
日本の平均耕作面積1haアメリカは少なくて100haと100倍
それにより効率化され安い作物。流通も対面販売ではなく商社へ。
日本の国土面積では10万人以下でも成り立つ計算だ。
農水省では大規模政策にシフト。
しかし規模拡大には課題。戦後の農地改革で600万戸に配分。規模は30aの面積。
それが今でも多数存在。平成に1haそして3haと規模拡大したが
機械を大型にしても耕作面積が小さい寄せ集めなので効率が悪い。

果たしてアメリカのような大規模化を目指すだけでいいのだろうか。
農村部の共同体の破壊されることや水質保全の環境面からも問題だと指摘されている。

国連では持続可能な農業として「家族農業10年」をかかげている。
小規模農業経営で地域社会とつながりをもち環境保全や地域経済の活性化のも貢献。
多様な作物を育て、持続可能な農業を目指す。

農水省も今の農業の減少現状を放置せず、大規模化だけではなく
魅力ある小規模農業のあり方への対策をうってほしいのだが。・・・

さて今日も100均と揶揄される産直へ出荷作業だ。














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