まだまだ雪の残る新潟の魚沼でしょうか・・・
それでも雪国のおそい春も、そろそろ暖かく
顔をだした山菜が送られてきたります

実家の両親も今は足も悪く、さすがに山に行くことも
ないので、オーダをかけています仕入れとして
ところが山菜という食材は、採れたてオンリで融通もきかず
予約販売のみ、ということなので、いつ届くのか
わかりませんでした・・・・そういしてまでも欲しくって。
実は「きのめ」オーダしていますが、いったいいつなの?
と、うずうずしながらも今日の仕込み始めましょう!

魚沼の山菜をどうすれば美味しく食べられるかなああ?と
考えてました
アンチョビでは風味が隠されてしまうかなあ。。とか
オリーブ風味でも繊細な山菜の風味に勝ってしまう。。とか
だいたい地元ではマヨネーズとお醤油がもっぱら
だったしなあ~と、思い返していました
ならば、軽めのマヨに地元魚沼の納豆で合わせてみようかと・・
市販のマヨだと、どうしても「もったり」しますよね
ならばオリーブオイルでサラッとさせたくて
卵黄とマスタードにオリーブをタラタラ垂らしながら攪拌

もっちりしてきましたが、見た目以上に軽やかな味わいで

大力納豆でなければいけなかったりします(この場合)
なぜならば
古来よりのルールとしまして
同じ土地のモノどうしのマリアージュこそ最上級にして自然
あらら
ということは、同じ土地ご出身同士
での結婚こそ、いいのでしょうねえ、という結論
証明しておられる方も多いことで!
そして
お醤油の代わりとなるコクとエッセンスをだすのは
もちろん、地元小出の大力納豆だけでえええす

それでもエッセンスをプラスしちゃいましょ、ブランデで!

あとは水分の代わりにオイルとお酒で調整
ひたすら回します

あたりまえですが、お醤油の熟成した香りにコクが
しっかりとでていますわ
このまま、お出汁で割ったら、そうめんがイケそうです
(お好きならば)

で、「こごみ」と「せり」にあわせてみます

おそろしくシンプルな味わいですよお
山菜の個性がちゃんと出ているはず。
もちろん「大力」の力強さは、見事「山菜」をカヴァ。
素直だけど強さもあったりしていまああす
そういえば今朝の
「大力納豆」を仕入れる時の画像でした
十日町市って!

「木の芽」が恋しくて恋しくて
まだ来ないのかなあ・・・・・・