2月は試飲会が多い月です
すぐに春も来るしお祝いや新しい生活も始まり
門出を祝うワインがもてはやされる桜の季節を
待ちわびての2月でした
そんな1本を探しに出かけております。イチゴヤ
ラックコーポレーション様試飲会

こちらは基本的に仏のブルゴーニュを専門としています
老舗のインポータさま
なので「ピノノアール」と「シャルドネ」が主戦場でした

もちろん個人的な勉強も兼ねてもいます
新しいヴィンテージがでていますから
毎年変わる味わいとか香りも確かめたくって
(でもそんなに覚えているわけも無くてああ無情・・)
いつも思っているのことなんですが
ワインと言うのは世界中で作られていて
最近ではアジア、アフリカそして日本でも
かなりの生産高になってきました
が、おおよそ作られるブドウは限られています
赤ならば「カベルネ」に「ピノ」に「シラー」
白ならば「シャルドネ」にソーヴィニョン」「リ-スリング」
などなど
もちろん土着の品種も数限りなくあるでしょうが
世界的なトレンドができている以上
消費者であります、お客様の求めるワインの味わいには
大きな差がなかったりします
たとえば
ボルドーのグランヴァン(1級)は
世界中どこに行っても値崩れしていませんし、
ブルゴーニュのグランクリュ(特級)
も、エッチな男性女性に常に愛されています
古今東西においても
酔っ払いの嗜好というのは世界共通である証しでしょうか
そしてそこに
世界中のワイン生産者が追い求める答えがキチンと
ありました。ワインとはかくあるべき!みたいな答え
それはボルドーならば「ルイラトウール」や「ムートン」
のような渋さを骨格とした逞しくも優しい相反する矛盾
ブルゴーニュならば「シャンベルタン」や「クロドヴージョ」
のような、怪しくも艶めかしいケモノの様な酸味を溶かした
どこまでも続く滑らかな味わいと香り
すでにそこにはお手本となるワインが燦然と輝いていますから
作り手も飲み手もその影を追い求めている求道者だったりします
そして長くてすみません
イチゴヤの求めるワインについて簡単にご説明いたしますね
「ピノノアール」というブドウが好きです(あたし)
酸味が冷たくてちょっと線は細いんだけど
足腰がしっかりとしていて飲むたびに
目が覚めるような清冽な印象があります
ですからイチゴヤでは
こんな味わいのピノをお出ししたいなああ~と
思っては試飲会や酒屋さんで探していますが
ひとつの答えがこれです
ヴォルネイです 仏

もちろん一番好きなのは「シャンベルタン」ですが
ちょっと難しくて、もっと楽しく飲めるピノが良かったり
するものですから、そうなるとちょっと優しいヴォルネイです
こちらをこのままお出しすることはできません
やや価格が高いんです
もっと気楽に楽しんで欲しいものですから
気軽でいても、どこかこのヴォルネイの
ニュアンスを感じられることこそイチゴヤでありました
そして、これも自分がとても好きなワインです
「シャトーヌフドパプ」仏

いわゆる「シラー」とか「グルナッシュ」の味わいには
どこか郷愁を誘う素朴さを求めてしまいます
力強さもマッチョでなくて、女性的なしなやかさを伴う強さ
なのでシラー及びグルナッシュ系の赤ワインには
このヌフの味わいをいつも求めています
も少し続きます
そして最近ではこんなワインが好きでした
アザン 仏 ヴィオニエ100%

いわゆるヴィオです(無農薬栽培)
なので飲み疲れない、ほのぼの系でした
たくさん飲めます
二日酔いでも飲めます
赤ワインがんがん飲んだ後でも大丈夫
しかも安いです(2900円)
そんなワインばかりを揃えてやってます
たまには間違えますけどね・・・・・
追記
アベノミクスにて好調な株価ですが
円安に進んでいるので輸入ワインには
逆風が吹き始めました
でもでも
今更のことではないのでそこはそれ!
値上げもしないで頑張っているワイン屋さん達です
少しでもお安く提供したく営利奮闘中でした