秋の装いも台風一過の晴れ晴れとしました連休の午後
いつものブルゴーニュワイン会が賑々しく開催されました
9月の爽やかな陽光も傾く午後17時30分に幕は上がります
ワイン会となりますとスタートは「泡」
誰が何と言おうと、子供が泣き叫ぼうが「泡」から
始まらなくては落ち着きません(習慣病です)
「ドラピエ」’08年からのスタートでした
トースト香をまず感じます・・泡がきめ細かいです
繊細です、やわらかいです、でも後半パワフルです
熟成シャンパーニュのお手本ですね
このままずっと・・・と思えるワインです

今回のテーマは「モレサンドニ」村のグラウンクリュを
いっきにやっつけよおお!という趣旨でした
難しいですね。日本語的に要約すると
お米の特急畑が集まる新潟家の塩沢町の各地区を
代表するお米をそれぞれ味わおう!ということです
同じ地区で生産されてありましても
同じブドウながら、同じお米ながら味わいが違うのは
道一本隔てれば、味も風味も違うというミクロクリマ
(微小気候)とテロワール(土地、人)
ではでは、いよいよ白ワインより
「モレサンドニ」プルミエ(1級)「モンリュイザン」
先生曰く「コートドニュイ」で最高の白!!という
味わいはとにかく濃厚、重厚でありながら
綺麗で上品な酸が後ろに控えておりますので
うっとりとしてしまいます
ナッツの風味とバターですね

「クロサンドニ」’04 ジョルジュリニエ
紅茶の香りでした、若干和風な香りも(きのこ)
とてもふくよかで熟成の楽しさを教えてくれました

「クロドタール」’07 モノポール(単一所有畑)
約900年間のうち所有権はたった3回しか動いていない
恐ろしく歴史ある由緒正しき畑です
スミレの香りで複雑に、そして力強くたおやかでした
時間とともにいろんな表情を見せてくれました

「クロドランブレイ」’06
軽やかな味わいでした、もちろん優雅に柔らかな果実
ふっからと、エレガントな風味が長く続きました

「クロドラロシェ」’08 ルイジャド
皆様の意見としてはまだ若い!というご意見多数
なので、多少の硬さ、野性味、
でも20年後はこのまま熟成しそうなので、凄いことに
なりそうねと・・・
とても男性的な味わいでした
