みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

バス転換後の展望は?

2012年03月25日 | 公共交通
 結婚して・・子どもができて・・マイカーにステーションワゴンを買
ってしまうと、ほかのは乗れなくなってしまい買い換える際もステ
ーションワゴンにしてしまうという話を耳にしました。
電車も一家そろってだと乗りづらくなりがちです。


■ 十和田観光電鉄:三沢駅~十和田市駅間
■ 長野電鉄屋代線:須坂駅~松代駅~屋代駅間

の鉄道としての運行を3月31日までで終了する予定です。
[十和田観光電鉄のホームページ→]
[長野電鉄のホームページ→]

 現在も、八戸~十和田間、長野~松代間といった
この地域の中心都市とを結ぶ公共交通のルートはバスがメインにな
っているようなのですが、
特に十和田観光電鉄の場合は、在来線の特急列車が三沢駅に停まり
そのアクセスに利用されていたのが、新幹線になって三沢駅を通ら
なくなってしまった影響が出ています。

 
仕事も買い物も地域でという人はクルマで足りるかも知れないし
能力のある人は長い距離をクルマを運転して行ってもそれほど苦に
はならない
のかも知れません。
それが1日数千人の利用があるほかの鉄道でも経営的には苦しく、
存続を望む住民の割合は高いけれど利用しない住民の割合も高いと
いう地域交通の現実につながっています。
 クルマと公共交通を使い分けたり、そうでなければ住民が応分の
負担をするという行動を伴わなければ存続にはつながりません。
値段は安いほうがいい税金も安いほうがいい自分さえ良ければいい
では運賃収入や公的支援が乏しくなってなおさらです。
コメント
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