みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

駅前の価値

2013年09月01日 | 賑わい
今日はテレビに茨城県筑西市内の映像が出ていました。
それは旅番組ではなくて大雨のニュースでした。

きのう、テレビ東京の土曜スペシャルで放送された

『ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅
 第15弾 米沢~大間岬』

では角館、田沢湖、奥入瀬渓流がルートになっていて
今回は普通の旅番組に近いような雰囲気も感じられました。
大間までは行けなくても同じ下北半島の大畑まで行けたので
納得出来るだけ進んだと思います。
[番組の紹介→]
[行程→]

山形県と秋田県のあいだには丁岳山地や神室山地があって、
県境を越える道路がそもそも限られます。
それでも思いのほか県境の近くまで集落があったように思われま
す。
番組では利用しませんでしたが、
山形県から秋田県に入った院内から雄勝の横堀へは
乗合タクシーが運行されています。
(この路線は予約制、市外在住の方は登録不要)
[詳しくは湯沢市役所へ→]

この番組はバス旅の番組ですが、
駅の直売所で買ったスイカを駅前で食べていたり、
駅前の食堂でお世話になったりしています。
ですが、そもそも

どこへ行くにもクルマの人にとっては
「駅前」「駅近(えきちか)は価値を持ちません


小山駅東口

「小山駅東口のおーバス」

  東京都心から約77kmの栃木県内第2の都市(人口約16万人)の
  小山市ですが、どこへ行くにもクルマの人が多いので
  新幹線よりもしんよん(新4号国道)のほうがなじみが深い
  移動ルートなのではないでしょうか?。
  そういう地域なので民間のバスの撤退が進み小山市役所のコミ
  ュニティバス「おーバス」に移行していきました。


結城:トライアル跡周辺

「茨城県結城市の中心部」

  どこへ行くにもクルマの人にとっては中心市街地よりも
  クルマで行きやすくクルマを停めやすいロードサイドのほうが
  好まれるようです。


おうかがい市バス

「北関東の現状」

  市街地の空洞化(拡散)が進んでいるなら、電車で来た場合
  駅から離れてしまったところへはバスで行くことになりますが
  自治体のコミュニティバスも住民・職員・議員の利用が少ないの
  で事業縮小の傾向にあります。


8月31日の読売新聞の茨城版に
「心の過疎化どうする」という記事がありました。
そこには

「・・・家々がまばらな農村地域はいつも閑散とし・・・」
「・・・農村部はもちろん、市街地の商店街でさえ、個人商店は国道
 沿いや郊外に展開する大型店に太刀打ちできず、人影がない・・・」

と書かれていました。

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テレビ東京の土曜スペシャル
『ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅 第15弾米沢~大間岬』
については次のブログにも感想があります。

「よしーの世界」[→]
  やっぱり蛭子さんがいなかったら別の番組のようになってしまう!?

「クリーン グリーン」[→]
  大間に着くように進むとむしろ旅としてのバランスが…

「高橋さんの写真館(分館)」[→]
  もし乗合タクシーではなくワゴンバスという名称だったら乗れる?


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コメント (2)
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