みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

開かないドアにご注意

2015年07月05日 | 公共交通
東京では駅のホームで待っていれば列車がやってきてドアが開く
というのが一般的ですが、東北のほうに行くと
ドアは自動では開かずにボタンを押して開ける列車や
ワンマン運転で乗り降り出来るドアが限られている列車があります。

東京と東北のあいだにある北関東では・・・
栃木県栃木市内

「東京から数十kmの関東平野」(栃木県栃木市)


栃木市にはローカル線の列車というか
ローカルルールの列車があるのです。


「知らないと乗り損ねるJR両毛線の列車」

  待っていてもドアは開かず、
  押しボタンも見つからず…

ドアを手で開け閉めする列車

「取っ手に手を入れて開け閉めする引き戸です」

  停車してプシュ~とエアが抜ける音がしたら開けられます。
  画像のように人が通れるぶんだけガラガラと開けたり、
  通った後閉める事が出来るのは住宅の引き戸と同じです。
  発車する場合にはエアが入ってドアは自動で閉まります。


空調の効果を高めて節電につなげるようですが
年間を通じて、通勤・通学ラッシュ時も、そして
全員が降りる終点でもドアは手で開けるようです。

列車が入線していても乗車可能時刻までホームで待つ必要が

「始発列車がある小山駅では更に」

  ホームに列車が停まっていても
  発車時刻の約15分前・約18分前にならないとドアが開きません。
  それまで待っていればドアは…


ボタンを押して開け閉めする車両の場合には点灯すると開けられる
というのが分かるのですが、
手で開ける車両の場合には乗車出来ないので開けられない
というのが分かりずらくなっています。
そしてその手で開ける車両のドアのガラスには

‘ひらくドアにご注意!’
という表示が貼ってあるのです。

──────────────────────────────
 【おまけ:製造業の正社員(元ネタありのフィクション)】
‘ひらくドアにご注意!’のドアが開くのを待っていると
「何、ボーっとしてんだよ!」
「早く取っ手に手を入れて自分でドア開けて乗れよ!」
「ライン遅らせんなよ!」
サービス業が製造業並みの生産性(効率性)を求めるなら…。


人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする