みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

当事者の知識から理解

2017年03月23日 | 性格と性別
金子書房の雑誌『児童心理』で
「子どものLGBTについての理解と関わり」という連載がされていま
した。
2017年4月号の連載最終回に次のような文章がありました。
「・・・医療・福祉・教育など・・・の業界においても、LGBTに関する理解
 と支援といったテーマで研修や講演が行われるようになってきた
 ・・・」

そして
「・・・医療・福祉・教育などの業界では、知識や技能を持つ強い立場
 の者が・・・困っている弱い立場の者を援助・指導するという構造が
 ある・・・」

と続きます。
この2つを通して読んだ後に、実は
LGBTについての講演をした人が知識があって立場が強いのでは?
とも思いました。
2月17日の読売新聞の茨城版には「にじいろ神栖」が水戸でフォー
ラムを行ったという記事が掲載されています。

連載最終回にはこういう文章もあります。
「・・・社会の多くの部分は多数派に合わせた形にできているため、
 マイノリティは窮屈な思いもするのだが、一方で多数派が気づき
 にくいことに気づいたり・・・する。
 マイノリティであるがゆえに多数派とは違った視点を持つことに
 なり、新たな発想ができることは、社会の中で価値を生む。
 これは近年、経営におけるダイバーシティの重要性に関して指摘
 されている論点とつながることである・・・」

性的指向の違いが視点の違いと直結しているというわけではないよ
うです。

~~~~~~~~~~
性的指向や人種や国籍や民族の違いは仕事に直接影響するものでは
ないから多様性が認められやすいと思います。
これが仕事に影響をもたらすような違いだったら
だらだらやってんじゃねえよ!。早くやれよ!。」
今朝のわたしの職場の工場のように
正社員の叱責や怒号が飛んでくるかも知れません
(安直に就労支援や就労指導をする人にこの声を転送したい)。

民間企業は営利(金もうけ)のために活動する組織です。
協調性がないと共同作業の効率が下がり人件費がかさみます。
決められたことを決められた通りに決まられた時間で出来なければ
品質は保証出来ず納期(期限)も守れません。
一生懸命やっていたとしてもはやい人から見たらゆっくりのんびり
やっているように見えるかも知れません。
企業の要求水準を満たさなければ、稼動能力に問題があるというこ
とで就労は難しいのです。


人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする