みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

動きが遅いことの弊害

2017年05月19日 | 雇用・仕事・生活費
「工場の仕事は誰にでも出来る単純労働」と思っている人もいるか
も知れませんが、わたしが働いている工場では数十秒のあいだにい
くつもの作業を行わなくてはならなくて外国人は1本約2秒でネジ
を締めているのが実情です。

人により身体能力や運動能力や動作に至るまでの思考が違うので、
動きが速い人もいれば遅い人もいるのですが、
動きが遅いと様々な不利な点(ハンディキャップ)があるようです。
▲遅い人が40秒でやっていたのを頑張って30秒で出来るようになっ
 ても、20秒で出来る速い人が見たら
ゆっくり・のんびり・ダラダラ
 とやっているように見える
かも知れません。
▲60分間と40分間の差は仕事の進め方などでいろいろと改善の余地
 がありそうですが、30秒間と20秒間の差を埋めるのには
動作の素
 早さとか速さ
を何とかしないとスピードアップは難しそうです。
▲スピードではなく賃金で調整しようとすると、速い人が時給1000
 円でやっている仕事を遅い人はその3分の2の時給でやるとした
 ら
最低賃金を下回ってしまい雇用契約として成り立たちません。
 これは稼動能力が低くて就労困難な状態です。障害者として就労
 するのなら手はあるのですが…。
▲付加価値の高い仕事やスキルが必要な仕事なら遅くても最低賃金
 や生活保護水準以上の収入が得られそうですが、遅くては量がこ
 なせず
期限(納期や締切)を守れなくて信用を失ってしまうかも知
 れません。
▲遅いのを残業してカバーしようとすれば残業代がかさみますし
 (何で遅い人のほうが高収入!?)、速い人でも1日10時間働くよう
 な繁忙期では遅い人はもっと
長時間労働になってしまいます。
▲動きが遅いと仕事だけが遅れるだけではなく、
 残業・休出の後の
休日を、速い人は楽しく過ごし
 遅い人は日常生活や家事に追われて終わるかも知れません。

動きが遅い人は人生が目減りしてしまうような…。


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