みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

地方は地元か故郷か

2019年01月14日 | 茨城県筑西市・西部
茨城県筑西市でも成人式が開催されました[ちくナビ!→]
進学や就職で故郷を離れた人と、地元に残った人の再会もあったこ
とでしょう。

その筑西市の
市役所の広報誌
『People(ピープル)平成31年1月1日号』[サイト→]
に「高齢者の交通について考える」というテーマの文章が掲載され
ていました。
そこに‘・・・筑西市は、鉄道が3路線、2本の路線バス、デマンド
タクシーのり愛くんと、公共交通手段が充実しています・・・
’とい
う記述もあるのですが…。

茨城県筑西市内の住宅地

「どこへ行くにもクルマという人が多い北関東」

 筑西市を含めて北関東ではどこへ行くにもクルマという人が多く
 筑西市内では
‘一戸建てにクルマが何台もある’という家庭
 が広く見られます。


どこへ行くにもクルマの人は
クルマならいつでもどこでも行けるので公共交通を利用しなくて、
公共交通の必要性を感じないかも知れません。
公共交通への補助や運行委託に税金を注ぎ込まないほうが財政的に
好ましいと思っている人もいるかも知れません。


国道294号常総バイパス(筑西市一本松)

「国道294号常総バイパス」(筑西市一本松)

 クルマなら整備されたバイパスを通って
 イオンモール(茨城県下妻市)や
 イーアス(茨城県つくば市)や
 インターパーク(栃木県宇都宮市)でのショッピングも気軽に出来
 ます。
 筑西市民や市職員や市議は?。


こういう環境の地域なので
企業(事業所)の中核を担う管理職や幹部は
クルマで通勤するのが当たり前だと思っています。
これだから北関東では
肉体労働での残業の後にクルマを運転して帰れるくらいでないと
稼動能力が足りない
(正社員としての採用基準を満たさない)ことに
なってしまうのです。

立川駅北口(東京都立川市)

「公共交通が一般的な移動手段になっている首都圏」

 公共交通を充実(路線新設や増発)しても
 人々のあいだで公共交通が一般的な移動手段になっていないと
 公共交通を利用しにくいのではないでしょうか?。


北関東と首都圏のこういった違いからも
大人になって地方が故郷になる人と地元になる人に分かれます。



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