みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

東京と地方・農村・田舎

2014年12月14日 | ペンギンがカモノハシに
今日は衆院選の投票日でした。
今回の衆院選では選挙運動中に地方の人口減少に触れた候補者が
多くなったと思われます。
が、東京では期日前投票をおこなった人が100万人以上
といったことを知ると東京一極集中の傾向も感じてしまいます。


[中央─地方]
[都市─農山村]
[都会─田舎]

これらの言葉は違う概念の言葉ですが、
中央は首都で、首都は東京、そして東京一極集中の傾向が進むなか

【東京─地方】
でこれらの概念を言い表せてしまいそうな勢いがあ
ります。

晩秋から初冬へ

「東京から数十kmの関東平野」(茨城県筑西市)

  晩秋から初冬へ
  といっても今年はもう真冬の寒さですが
  雪が降らないぶんマシとも言えます。


~~~~~~~~~~
東京から500kmくらい行くと岩手県や滋賀県になります。


「南草津駅前」(滋賀県草津市)

  大阪から約63km、京都からも約20km離れています
  (埼玉県白岡市の新白岡は東京から約46km、さいたまから約16km)
  が駅が新設されてから20年で駅周辺はになりました。

駅・街なかと農山村

△ [資料] 「鈴鹿山脈の山すその集落」(滋賀県東近江市)

  駅や街なかから公共交通が通じているという点では
  ニュータウンと同じです。


駅・街なかから農山村まで

△ [資料] 「駅・街なかから農山村まで」(滋賀県東近江市)

  東近江市の人口は筑西市と同じくらい
  (八日市エリアは人口約4万人、下館エリアは人口約6万人)ですが
  民間バスの補助に年3,000万円・
  コミュニティバスの運行に年8,900万円・
  デマンドタクシーの運行に年2,000万円投入しているところが
  筑西市役所とは違います。


この財政負担は特に大きいというわけではなく、
地域内や他の地域から人を街に集めようとする自治体では
この程度の金額(年1億円程度)は一般的に見られます。

‘選択と集中’を打ち出すと‘農村たたみ’と警戒されてしまうこ
ともありますが、都市と農村は別に対立することはありません。
もっとも、北関東のようなどこへ行くにもクルマの地域では
駅の周辺にある街自体が無くならないか心配になりますが…。


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