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協働の“間違った進め方”

2011年02月03日 16時13分07秒 | 社会で学ぶ!

市民との協働・・・を考えるときに、

「市民の意見や考えを聞こう」と思うところまではOKなのですが、

ときとして、

ただ一方的に話を聞くだけで、

「話し合う」ことがない場面に遭遇することが

往々にしてあります。

これは、本来の「協働」からはかけ離れているのですが、

“市民の声を聞いている”

すなわち、“協働”に取り組んでいる・・・と

勘違いしてしまうケースが見受けられます。

 

大切なのは、市民の声を聴き、「対話」することなのです。

一方的に聞くことは、「対話」とは言いません。

お互いの立場や考え方を相互理解し、

その上で一緒になって

どうしたら良いか?を話し合うことが「対話」です。

 

コミュニケーションはキャッチボールと言われますが、

お互いに言葉をやり取りすることがなければ

双方向ではありませんから、「協働」とは言いません。

 

「協働」とは、二人三脚と同じようなもの。

それぞれが“外側の足の部分”・・・それぞれの役割を果たし、

真ん中の紐で縛ったところは、

まさに一緒になってやることなのです。

行政が担うところ、市民が担うところ、一緒にやるところ、

それらを話し合って理解して役割分担をしながら、

同じ目的に向かって、一緒に同じ道を

助け合い、支え合いながら進んでいくことなのです。

 

「協働」の取り組み方・・・間違わないで欲しいなぁ~と思います。


会議力とは?

2011年02月03日 15時57分07秒 | 極和ファシリテーション

会議力とは、

会議を「仕切る力」ではありません。

でも・・・“場を仕切ることのできる力”を「会議力」と

思っている人が多いのも事実です。

 

会議力とは、

その会議の目的を明確にして、

その目的を全員で共有し、

●目的を達成するために必要なことを惜しみなくやること、

●会議の参加者の能力&脳力を引き出すこと、またそれらを掛け算させること、

●全体の成果を上げることと、参加者一人ひとりの満足度と

 それに関わる人の満足度を上げることに貢献すること

 

これらのことを達成するために

場を創るためのチェックインなどアイスブレイクを活用し、

全員から意見やアイディアを引き出し、

より良い結論を場から引き出す。

 

決して、“落としどころ”に持っていったり、誘導したりするものではない。

また、想定内のところに納まるように仕切ることでもない。

会議の参加者の自主性を引き出し、主体性を大事にする。

 

会議力とは、そういうことであって、

決して仕切ることではないのです。

 

“仕切る会議の満足度は下がる”ということを

肝に銘じておかなければなりません。

 

会議は、

ファシリテーター進行役と、ファシリテーター参加者の

双方が居ることで成り立つのです。